今シーズン一番の冷え込みが続いています・・浜の鰺釣り

前回の釣行から5日ほど経過しました。その間、野暮用もありましたが主に波が大きくて浜への釣行には向かない日が続いていました。今夜は久しぶり。若干波が大きめな感じですが、待ちに待った(たぶん5日ぶり)釣りですから多少の困難はモノともしません。

 

今夜の潮時は、全くの上げ潮になります。ここ数日の間に渚の肩?の盛り上がり?(此処の浜は冬場の北風の間は渚が高く盛り上がる傾向がある)がかなり低くなっています。さらにこの浜は砂利浜なので渚に糸を垂らせば砂利に糸を噛まれて高切れ(道糸が切れてしまう)が発生してしまう。

 

そのため釣り座はなるべく渚に近い方が良く、道糸も常に垂れてしまわないように気を配る必要があります。ただ、必要以上に糸を張ったりしていると、仕掛けが少しずつ渚に近寄ってしまいます。それでなくても投げサビキには「シャクリ=竿をシャクって撒き餌を撒く」がつきものですから仕掛けが近づいてくるリスクは多分にありますよね。

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釣り開始から1時間ほどウキにも全く反応なし

午後6時30分ごろから釣り始めました。少し前ならこれぐらいの時間帯から釣れ始めてる頃もあったのに、今では空にまだ夕暮れの名残が薄く残っているくらいです。ま、この頃は真上の空が(雲がなければ)黒く見え始めたら鯵釣りの始まり。というのが私の感覚なんですけどね。

 

釣り始めたのがほぼ干潮に近いころからでした。それから午後8時前までの1時間余りはウキが一度も入らない「なしのつぶて状態」でした。周りに並んだ友人たちには稀にアタリも出ているようでしたが、嫉妬するほどの釣果にはつながっていないようでみんな「釣れんなあ!」と嘆きながらそれでも投入を繰り返していますから「どこかのタイミングからは釣れ始める筈」と確信してるんですよね。

 

釣り始めて2時間弱ぐらいたったころからポツリポツリとアタリが出始めました。8時半頃に名人が「明日早いから帰るわ」と帰ったときには彼が6尾、私が3尾。私の左隣の友人が0尾。」という状況でした。少し離れた右側の友人の釣果はわかりませんでしたが、ま、よく似たもんだったんだとは思います。

浜の鰺は裏切らなかった

結局は名人が帰って30分ほどで私も納竿(撒き餌がなくなるまで投げ続けました)としましたが、午後9時前からは割と頻繁にアタリが出始めました。今夜の鰺は比較的型が揃いましたので、数は少ないけど刺身は十分食べられそうです。3時間ほどですが投げ続けた結果「浜の鰺は裏切らなかった!」

 

今夜は、昼間の日照時間も短くて渚の砂利浜も温まっていないから鯵の接岸数は」少ないはずだと思ってたけど、ある程度の潮位が上がった時点では何とか釣りになりました。時合と言うほどの事はなかったけど、ボーズは逃れられました。ゼロ尾で帰った友人は気の毒でしたが、もう少しだけ粘ったら何尾かの釣果にありつけた感じはします。

 

さて、いまこれを書いているのは翌日の朝です。今夜もたぶんお誘いはあるでしょうから、それなりに心構えはしています。天気予報では昨日よりは日照時間も多そうで、渚近くの砂利浜も温かくなっているでしょう。深い所で寒さをしのいでいた鯵も温かい水を目指して浜近くを回遊してくれたらいいんですけどね。

今夜の潮時は?

今夜の潮時は昨日よりは約1時間遅れになりそうです。昨日の状況をそのままスライドさせて想像すれば釣れる時間帯は1時間遅れになるはずなんですが、日照の恩恵を勘定に入れればそのままという事ではなくて潮位が多少低くても(早い時間帯でも)喰ってくれるんじゃないか?と期待してみようと思っています。

 

天候の方も昨日よりは若干穏やかになる感じですし、冷え込みはキツイとしても波が穏やかなら鯵の回遊も渚近くになる可能性が大きくなります。それと、。あんまり分析めいた考え方を好まない名人が「今の鰺は隔日交代に釣れる日がある」と予測していることから判断して昨日の状況から見れば「今夜は釣れる日」と期待してみたいと思います。

 

ま、天候から見れば「今夜より明日の夜の方が予想は穏やかなんですけどね」釣行可能であればチャンスはなるべく多く試した方が正解に近くなるでしょう。良く釣れる時期なら「行けばそれなりのお土産」が当たり前のようでしたが、この時期はそうもいきません。「色々考えて工夫してやっと釣った」という経験を、行けば釣れるという時期になればすっかり忘れて、また次の釣れない時期になれば苦労してる・・。これが私の釣りスタイルなんですよね。

でも、あんまりドンドンうまくなってしまったら、行きつく先は? それはそれで退屈なのかもしれないなあ?・・。なんてね。   

 

では、また。

 

最近はアミエビの汁切りに「100均ショップで買ったザル」を使っています。