1日目(3月5日)は20cmに届くか届かないかの小鯵釣りです。リールの付いた磯竿で釣りましたが、本来なら延べ竿で十分可能な釣りで、手返しに有利な延べ竿の方が数釣りが可能です。初めての釣り場でしたから勝手がわからずこの日は延べ竿ではありませんでした。
2日目(3月6日)は1日目の釣り場の近くでしたが、水深の全く違う(断然深い)釣り場でしたので延べ竿では歯が立ちませんし、広い釣り場ですから足元よりも30mくらい前方がポイントになっていましたから投げての釣り。しかもサビキは分が悪いという事でカゴ釣り(餌釣り)になりました。
何とかカゴ釣りでも鰺は釣ることが出来ましたが、初めはサイスが上がらずに小鰺が続けて釣れて(近くで)飲ませ釣りをしていた知り合いに活餌として差し上げる始末。ただこれが「怪我の功名?」で釣れたメジロ(メータークラスでしたからブリ?)を頂けることに。(神戸から来られたNさん有難うございました。)
先日来の釣り場の釣果と同じように
先日来の少し離れた釣り場と同じように「近くの釣り場でもイワシや小鰺が釣れているらしい」この情報は先般の釣り場に一緒に(あさイチに)釣行した友人がその日のゆうマヅメにも釣行して確認してくれました。それで「近場でも、さほど混雑していない釣り場でもゆうマヅメを中心にイワシや小鰺が爆釣することがあるという事が分かりました。
ただ、実際に行ってみれば、よく釣れているだけあって人出はソコソコありましたが、釣れているのを目の当たりにすれば感染予防に留意しながら竿を出すしかないでしょう。「知ってしまったから、後戻りはできない」という事です。
ま、この日は前日に友人が釣行したときほどの爆釣はありませんでしたが、それでも小鯵とイワシを合わせれば50尾以上。小鯵に比べてイワシが少なかったのは少し物足りませんでしたが、まずまずの数が釣れて釣行した甲斐はありました。
早朝3時半に起きて
ゆうマヅメに釣行して、その翌朝また釣りに行くなんてハードですよね。ただ、遠方から来た釣り人なら夕方から釣り始めて翌日の午前中まで釣り続ける人は多くいますし、翌日も一日中釣っていて(適当に仮眠しながら)その翌日(2回目の朝)の朝まで釣ってから帰るという人もいます。
私は名人とゆうマヅメまで並んで釣ってその翌朝の「午前4時から4時半の間に彼が釣り場に来るから」と言うので午前3時半に起きて4時に家を出て4時半には釣り場に着いて待っていましたが、5時になっても名人の姿は釣り場にはありませんでした。言っていた4時半過ぎに電話したら眠そうな声で{今どこにいるんや?」と聞きます。
「今、波止や」と言うと「そうか?はよ行くわ」と言って電話を切ったきり彼が現れたのは一時間ほど後の事でした。始めは少しバツが悪そうにしていましたが、釣り始めれば普段の姿に戻って元気いっぱいです。まあこんな風だから80歳近くになってでも元気でいられるんだなあと感心させられるばかりです。
風がさらに強く
釣り場で名人を待つ間(明るくならないと釣れないという話を聞いていましたので、夜が明けるのを待つ間、車の中でラジオを聞きながらじっとしていました。風が時折車体を大きく揺らすくらいに吹いています。昨日までとは打って変わってかなり冷え込んできた感じです。
やっとのことで名人が現れて釣りの準備にかかります。車の外に出たら車内との温度差に驚くほど寒い朝になっていました。「これは敵わないなあ。」と思いながらですが、何とか釣りができないことはありません。否、釣りができないほど寒くてもたぶん名人は諦めずに竿を出し続けるでしょうから、私も一緒に釣行した身としてはそう簡単にリタイヤするわけにはいきません。
先に書いたように釣り始めて2~3尾は小鰺が続きましたが、そのあとは20cm台後半で最大は尺越えになる鯵が7尾釣れました。その間に例のメジロをもらったり、風が強くて隣の(名人の)仕掛けと絡んだりと色々でしたが午前9時前になって風が更に強く吹き始めて「これはもうたまらん!」とギブアップしました。
数は少なかったが
鰺の釣れた数は少なかったですが、その引きの痛快さと抜き上げるときの緊張感は代え難いものがあります。サビキ釣りと違って餌釣りは呑み込んだり深く針掛かりする場合が多いため多少強引なやり取りも可能ですし、そうしないと釣れるポイントが小さいために小さなエリアに寄り集まって釣っているので(走り回られると隣との)オマツリのリスクが高くなるのでなるべく強引に早く寄せた方が良い。
そんなわけで鯵釣りの割には一方的にグイグイとリールを巻く感じです。それでもほとんど外れません。投げサビキ釣りの場合にはリールを巻くときにも鯵の様子を気にしながら恐る恐る巻く感じですが、餌釣りは遠慮なく巻く感じで気持ちが良いですね。
ただ、私は餌を針に刺すのが下手で奇麗に刺せないうえに時間がかかって酷い場合には刺しなおしたりしています。刺しなおしになればオキアミの餌はそれで(オキアミが)1匹ダメになって一つ分損をしてしまいます。そのうえ時間もロスしてしまいます。しかし、これも克服しなければなりませんね。「カゴ釣りは餌付けが苦手」これが私のウイークポイントの一つであり克服しなければならない努力目標の一つなんですね。
では、また。