あんまりいい天気なので「ちょっと日ノ岬までドライブに」

※潮吹き岩近くにある案内板

今朝はおそらく年に何度もないようないい天気です。午後からの野暮用がなければ、弁当持ってゆっくり浜にでも行きたいところなんですが・・それよりも夕方からの釣りに備えるべきでしょうか?ただ、今日は予定がありますから、お楽しみは午前中のみです。

 

今朝はどこにも出かけないで家に居るにはあまりにももったいない気がします。「ならば」と普段は夜釣りに行って眺めるだけの日ノ岬方面へ1時間程度の短いドライブに行ってみました。

 

天気の移り変わりが短い周期なら、朝早くにいい天気だったにに日が高くなればたちまち雲が多くなって、「気持ちのいい朝だからドライブでも?」と晴れやかな気分で出かけても直ぐにどんよりして戻ってくることが多いのに、今日の晴天は長続きしそうで一日中スッキリした気分でいられそうです。

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浜は既に春の日差し

風はまだまだ冷たそうですが、車の中は日差しでポカポカしています。少し窓を開けて走っても、山の中では梅の花の香りや海岸近くでは潮の香りが車の中まで漂ってきます。「浜に降りて弁当を広げるにはまだ少し早いかな?」

 

それにしてもこんなきれいな景色の中で毎日のように釣りをしているなんて贅沢ですよね。細く開いた窓から風を入れながら浜を過ぎて北西方向に延びる海岸道路に入ります。2つ目くらいのカーブのところに「望洋館」という料理旅館の跡地があります。此処にはかつてバス停もあって(今はもうないと思います)下の岩場には潮吹き岩のある処です。

 

「望洋館跡」と言うよりは「潮吹き岩」と言った方が今の人にはピンとくるかな?釣り場的には煙樹ケ浜の浜磯に続く本格的な磯で年中何かしらの獲物が釣れるようで道端の駐車場にはいつも釣り人の車が置いてあります。もちろん今日もいい天気ですからほぼ満員御礼の様子ですね。

三尾(みお)の集落を過ぎて

煙樹ケ浜から続く海岸道路を過ぎで道は「逢母(おいぼ)」から少し山側に入ります。そのまま三尾の集落を過ぎて再び海岸に出会ったところが日ノ岬の付け根になります。此処から南西方向をみれば三角形のウミネコ島が見えます。

 

此処は紀伊水道の中間点辺りになりますが、ウミネコ島のその先は遮られることなく遥か太平洋の彼方を見渡すことになります。そんなに遠くを意識しないままでも突然に何処か別の海辺に来た雰囲気が漂ってくる気がします。

 

また、この三尾の集落はかつてアメリカ村と呼ばれたように「北アメリカ(カナダが多いとか)」に移民を送り出した土地なんですね。そのむかし、ここから太平洋を越えてはるか遠くの国に移民として渡って行った人たちがいたんですね。

岬の急坂を上って灯台へ

三尾の集落から岬の登り口までは、海が荒れたら波をかぶりそうなくらいの海岸道路です。登り口からは突然に急な坂道になります。今日は天気がいいからか?ジョギングや自転車で上る人の姿も見られますし、オープンのスポーツカーもカーブを抜けて走っていました。

 

上り坂の終点にはかつて日ノ岬パークという公園や小さな動物園、さらには宿泊施設(日ノ岬国民宿舎)が営業していましたが、今はその名残が残るだけになっています。で、坂の最終まで登らずに8合目?位のところから分岐して灯台に向かいます。

 

分岐からは少し下り坂です。灯台は作り直されてお洒落な塔になりました。紀伊水道を見下ろす位置に灯台と見晴台?が造られていてカップルのデートスポットによさそうな雰囲気ですね。ただ、駐車場がありませんので車は少し離れた道幅の広いところにでも止めて歩く必要がありそうです。

短いドライブでした。

全行程で1時間とちょっとの短いドライブでしたが、いい天気で曇ることも一度もなくずっと青空でした。身近なところで良いリフレッシュができましたし、夜釣りでばかり眺めていた風景の昼間の姿を(久しぶりに)見れて新鮮でした。もちろん天気が良かったから味わえた雰囲気です。

 

「天気がいいから出かけてみよう」とは其処に、その近くに住んでいるからできることですが、どこにでもちょっとしたいいスポットがあって、曇りの日に出かけたら何でもない場所が日差し一つが明るくなれば素晴らしいリフレッシュポイントに変わるかもしれません。

 

朝起きていい天気だったら、身近なところにでも「ちょっと出かけてみませんか?」

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コメント

  1. みけねこ より:

    だいぶ春らしくなってきましたね。
    釣りをするには良い季節ですね。

    ブログ運営がんばって下さいね(^^)/