強かった風が少し凪いだので、すかさず釣行してみました。

風が強くて釣行を見合わせていましたが、少しずつ凪いでくる模様です。明日ならいいコンディションなんですが野暮用があるし、ダメなら諦める覚悟で出かけてみました。

前回の釣行が21日で今日は24日だから中二日空いています。22日は良いコンディションでしたが、私は野暮用で釣行できていませんでしたので、実質空いたのは1日という事になります。

ただ22日があまりに良く釣れたらしいのでその噂を聞けば我慢できない気持ちになってしまいます。23日は荒れ模様でしたので、やっと凪ぎ始めたのが今日です。明日25日はまた野暮用で釣行できませんので、今夜は是非とも行きたい日なんですよね。

※昼間は春を思わせる陽光でしたが、風はまだ冷たい。
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暗くなって暫くして釣れ始めた。

楽しみにしていましたので、気持ちがはやります。釣り場に赴く時間もいつもより早めになります。風はありますが日差しもあったのできれいな夕日を眺めることが出来ました。浜の釣りでは夕景も楽しみの一つになっています。

夕日が沈むまでに準備は整いました。あとは暗くなるのを待つだけです。早く釣りたいのを抑えきれずにフライング気味に投げ始めます。早くから投げるのは、意味のないことではなくて撒き餌を効かせて魚を寄せるのには効果がありますから。

そうはいってもしばらくは投げても投げても反応のない時間帯が続きます。それでもめげずに投げ続けていたら暗くなって暫くしたころ突然{ポコン」とウキが沈みました。まずは1尾目です。いつも鰺はこんな風に突然釣れ始めます。その後も続けて「ポコン」「ポコン」とウキが沈んで3尾目です。

時々縺れるのは上空の風が原因か?

「ポコン」「ポコン」が3回続いた後、しばらく動きがありません。まさか「今夜はこれでオシマイってことはないだろうね?」そう思いながら2度ほど投げていたら再び「ポコン」「ポコン」

「これは大きいぞ!」立ち上がってやり取りします。リールのドラグも緩めにしていますので大物でもまず口切れはないでしょう。釣れたのはこの日最長寸の31cmの鰺です。世にいう尺鰺ですよね。良く引いたので「もう少し大きいのか?」と思って計ってみたら31cmでした。

10尾を釣ったころに何故か仕掛けが集中的に縺れ始めました。投げても投げてもも縺れて帰ってくることもありました。仕掛けの下には1号の錘もつけていたのに・・。あとで名人に聴いたら「風の強い日には1号程度では付けていないも同じ」ということで「こんな日には2号の錘を付けた方が良い」と教えてくれました。風が集中的に強く吹いていたんだろうね。

名人も途中から参戦して

私が5尾ほど先行していたころに少し遅れて名人も参戦してきました。さすが名人です。釣り終わるころには私の釣果を何尾か超えていましたから。やはり腕の差なんですよね。仕掛けもテンビンもカゴもタナも同じですから違うのは投げてからの撒き餌のタイミングと手返しのタイミングしかありません。

 

私より10歳年上で、山育ちの私と違って海辺育ちの彼は5歳になる前から波止で釣りをしていたといいますから、かれこれ70年近いキャリアになるはずです。そんな人には敵うはずがありませんよね。傍で見ていても「鯵の気持ちがわかってるんじゃないか?」と思うことが度々あるんですから。

 

私はいつも「名人の半分釣ったら合格」と言っていますが一年に2回くらい名人より多く釣れる日があって、そんな日には名人は無口になって機嫌が悪そうです。後には必ず巻き返しがあって大きく差を付けられるのはいつもの事なんですけどね。ま、近頃は半分よりも多く釣れる日も増えましたが・・。    

 

では、また。

 

吹き流しの遠投サビキ釣りに使う「錘付きテンビンカゴ」を自作しました。