吹き流しの遠投サビキ釣りに使う「錘付きテンビンカゴ」を自作しました。

「吹き流し仕掛け」は「上かごのサビキ仕掛け」の一番下に錘を付けません。サビキの下に錘がないので「サビキ仕掛けは潮の流れに任せて海中に漂ってる」極めて縺れ(もつれ)易い仕掛けです。

私は縺れを防ぐためにサビキ仕掛けは(市販の6本針仕掛けなら)うち2本をカットして4本針で使います。自作なら初めから4本で作ります。名人は(吹き流しでも)5本針で釣りますが、近頃は風の吹いている日が多いのでサビキの下に小さな錘を付けた5本針で釣っています。私は「錘なし」に拘って4本針で釣り続けています。

名人曰く、「小さな錘なら幹糸を海中である程度張らせることが出来る」し「投げた時の縺れ防止にも多少は役立つ」「小さな錘程度では仕掛けが潮に靡く妨げにはなり難い」と言いますが「私は自然に漂う方が良いんじゃないか?」と拘っていて今のところ「錘なし」のやり方を変えずに釣っています。

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今回はLサイズのテンビン部分を補充

前回の釣り始めに初歩的なミス(スナップ付きサルカンのスナップが閉じていなかった)で「Lサイズのテンビン」をロストしてしまいました。仕方なくその日は持っていたMサイズで釣りましたが、思うように釣果を伸ばすことが出来ませんでした。早速、在庫が切れていたステンレス線やロケットカゴを買ってきて自作します。

ついでに名人の分も頼まれましたのでまとめてハンダ作業をします。私は錘の大きさを決めて作りますが、名人は「途中で交換したい」と言って錘を交換できる形をリクエストしてきました。ま、それは(錘の交換方式は)特に難しいというものではなくて錘を付ける代わりに大き目なスナップ付きサルカンをセットしておくだけのことですので問題はありません。

作業は1.0mmφの釣具屋で売られている針金(多分ヤエンの自作用のステンレス線と思われる)を使ってL型のテンビンを作るだけのことです。まず初めに天秤にサビキをつなぐ部分を作ります。ラジオペンチで曲げて接続用の小さな環を作りハンダで固定します。

テンビンの腕の長さは25cm

この25cmという腕の長さがベストな長さなのか?という事はあまり深く考えていません。ただいろいろやっているうちに「これがいいだろう」とたどり着いた長さで、名人も「テンビンは25cmにしてくれ!」と言うので「たぶんこの腕の長さが落ち着くところなのだろう」と思っているだけなんです。

 

サビキを繋ぐ環が出来たらそこから25cmのところでほぼ直角に針金を曲げます。腕の先にさっき作った環がある状態です。次に環のない方の端から丸錘を通してハンダで固定します。書き忘れていましたが、ハンダにはステンレス用のフラックスを使っています。これがないとステンレスの針金にはハンダは乗りません。鉛で出来た錘にはハンダは素直に乗ってくれますので錘の方は心配いりません。

 

結局この工作用の針金は50cmの長さですので、環を作ってそこから25cmの腕を計れば残りはLサイズのロケットカゴを装着するのにちょうどいい長さが残るだけになります。残りの部分にロケットカゴを通します。一番端に道糸を繋ぐ為の環を作って完成です。難しい作業ではありません。要はテンビンの腕の長ささえ決まれば簡単にできます。

いろいろな試行錯誤

最終的にLサイズのロケットカゴを使う場合には50cmの買ったままの針金の長さをそのまま利用できることになりましたが、初めのころ、まだ腕の長さが決められない頃は針金を2本使って、ちょうど鉛の錘の部分で見えないように繋いで作ったり、いろんな長さの腕を試作しましたが、長くすれば針金も太いモノが要るようになって繋ぎ目もできて大型化するばかりでいいことはありませんでした。

 

腕を短くしたら、今度は仕掛けが絡み易くなったりして作り直すうちに針金や錘を幾つかダメにもしてしまいました。そんな後でたどり着いた長さと言っていいでしょう。でも私がいろいろと経験を積み上げて(どちらかと言えば材料に無駄の少ない経済的な寸法で)腕の長さを決めたのに対して、名人は「これくらい」とテキトーに長さを指定しました。それがほとんど変わらない長さだったのも驚きですよね。

名人の分を2個と私の分を2個作って真水で念入りにフラックスを洗い流して仕上げました。この次の釣行から二人とも新しいテンビンカゴで釣るつもりです。

では、また。

おかず釣り師が行く!「この頃は こんなサビキで 釣ってます」#DIY