サビキかごに付けるテンビンの自作「渋い時期の投げサビキ」 鰺釣り 投げサビキ釣り

この季節の波止からの鰺釣りといえばポピュラーなのが「豆鰺釣り」です。トツカ鰺と呼ばれる刺身にできそうな型のいい鰺はお馴染みではありません。食べる意味での鰺の旬は6月くらいといわれていますので、少しでもサイズのいい鰺が釣れたら嬉しいですよね。

 

私が通う釣り場でも最近は釣れ渋ることが多く(夜明け前は良く釣れる日もあるらしい)仕掛けやサビキを工夫して少しでも多く釣りたいと努力を繰り返しています。投げサビキといえばまず考えられる仕掛けは下カゴ下錘(いわゆる関西風サビキ仕掛けにただウキをつけただけのもの)これなら秋から冬にかけての数釣りができるころには手返しも早く有利な仕掛けでしょう。それから型が大きくなって数釣りよりも型を狙うようになったころからは上かご下錘のほうがいい釣果を上げれるようになってきます。

 

シーズンも終盤になるころ(3月~4月)には上かご上錘でサビキの下には錘をつけない「フカセタイプの仕掛け」の方がよく釣れるようになります。所謂撒き餌と仕掛けが同調できるのがその主な理由と思われます。ただ、釣れ渋る時期に最強のこの仕掛けもサビキ仕掛けの特性上(市販のもので6本針)仕掛けの縺れが一番のウィークポイントになります。この「サビキかごについての試行錯誤」を綴ってみたいと思います。

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上かご/下かご

カゴ釣りの撒き餌かごとサビキ釣りの撒き餌カゴは同じ目的です。適材適所に使っていけばいいものと思っています。ただ、一般的にサビキ釣りは入門に近く、カゴ釣りはそれより専門的に寄った釣りと認識しされていますね。特殊な撒き餌カゴもカゴ釣り用に改良されたものが多いでしょう。

 

主にサビキ釣りに使うかごとして錘が一体になった青いプラスチックの撒き餌カゴがあります。これは下かご(仕掛けの下に錘と一体のカゴをつける)関西風のスタンダードサビキ仕掛けに使われます。関東風は撒き餌用網袋が仕掛けの上に配されるようで、上かご仕掛けになりますね。

 

下かご用の「錘付きのプラかごにテンビンをつけてその下にサビキ仕掛け」「更にサビキ仕掛けの縺れを防ぐために仕掛けの下に小さな錘を付ける」仕掛けの配置方法があります。これは上かごのパターンですが、テンビンもあり錘も2か所付けますのでかなり複雑な仕掛けになってしまいます。

私のお気に入りはロケットかご

プラスチック製のロケっとかごという撒き餌カゴがあります。2個の筒を合わせたような形で片方の先端がロケットのような形状をしています。このかごは投げても巻き取っても操作がスムースで私のお気に入りです。ロケットかごは撒き餌の補給が少し手間ですが、とにかくよく飛ぶのでいいですね。

 

このロケットかご、はじめは上かご下錘(サビキの下に錘を1個付ける)でこのかごを使っていましたが、そのうちにテンビンをつけて上錘で使うようになり、最近では上かご上錘サビキ仕掛けはフカセ状態で使うようになりました。ロケットかごを使った錘付きのカゴテンビンも幾つか作ってやっと形も整ってきた感じです。

 

工作用のステンレス針金の長さや太さの選定が決まるまで試行錯誤の繰り返しでした。はじめは1.2mmφで作り始めて50㎝の定尺物で買ってそれを1本で作っていたものが1.2mmφと1.0mmφの組み合わせになり、再び1.2mmφオンリーを2本使って作るように変わりました。切って捨てた針金も随分あります。

錘の話

遠投サビキを始めたころ、知り合いに聞いて仕掛けを揃えました。スタートが下かごで使った錘付きのサビキかごでしたので、これの重さが10号錘相当でしたのでウキが10号。これがスタートでした。途中で特売で買った15号のウキを使いましたので、錘の号数等は比較的アバウトに使っていましたが、「基本は10号」ということに。

 

その後、あまりにも周りと比べて飛びが悪いことに気づきカゴに餌を詰めた重さに注目するようになりました。ネットで餌入りのカゴの重さが馬鹿にできないということを知り、少しずつ錘を小さくすることに。最初は8号にして投げていましたが、8号ならウキ(15号)が大きすぎるということになり再び10号のウキに交換しました。ここで、遠投にはウキの空気抵抗もばかにならないということにも気が付きました。

 

その後も更に錘を小さくして投げてみることを繰り返し、最近では3号の錘でロケットかご満杯にして投げれば問題なく投げれて竿への負担も少なく距離も満足できることがわかり、錘は3号、4号、5号の3種類を準備することにしています。ウキも10号を使っていますがこれも6~8号くらいでいいかな?と考え始めています。

テンビンのしなり具合

仕掛けを工夫して行きつく処に上かご上錘テンビン付きの完全フカセになりました。ところがこのフカセ仕掛け(サビキ部分)は、錘で制御していないために縺れの発生がウイークポイントになります。この縺れをいかに少なくするかが新しい研鑽テーマになりました。

 

まず取り組んだのがテンビンの長さです。これも「長い方が縺れなくていい」ということになりますが、長ければ長いほど撒き餌カゴから遠くなりますので、無制限に長くはできません。また。テンビンの部材の針金の太さも問題になります。1.2mmφか1mmφか?

 

同じ長さでも飛行中や着水時の衝撃、水中を沈下中などのしなり具合で縺れる確率が違ってきます。もちろん投げた後のサミングの仕方にもよると思いますが、錘のついていない仕掛けをキレイに潮になじませるには仕掛けのバランスと操作の熟練が必要ですね。テンビンの太さと長さはある程度めどがつきました。あとは投げて覚えるだけです。  

 

では、また。