このところ海況のいい日と時間に余裕のある日が上手くリンクしてくれません。「今日はたぶんよく釣れる日」と思えば「野暮用に縛られて身動きが取れない・・」結局名人の自慢話を聞くことになってしまっています。
「最近は全くいい日に当たらんなあ」と名人も気の毒がってくれるほどなんですね。それほど海況が日替わりで変化してるということでしょうか?「そのうちいい日にも当たるだろう」と腐らずに待つつもりです。
釣行できない日は、釣り具の手入れなんかするのがいいですね。私の場合は今、テンビンの自作に取り掛かっていますので、その検討と修正すべき点の修正を考えて、より完成度を高めるべきるべきでしょう。
「今回のテンビン」名人は絶賛してくれた
今回自作したテンビンですが、まずまずの出来だったので内輪の知り合い2人に作ってあげてテストしてもらいました。名人は「これが良い!」と絶賛してくれましたが、私ともう一人の友人は「軸が少し柔らかすぎる」という感想でした。
「仕掛けが縺れることも無くて、吹き流しにも使える可能性がある」「仕掛けが縺れることはない」というのは仕掛けの下に1号程度の錘を付けた場合のことで、名人は大抵このようにして釣っています。私ももう一人の友人も同じように縺れる心配はほとんどありませんでした。
ただ、絶賛してくれた名人とは少し違って「柔らかくて頼りない」というのが私たちの同様の感想で、風が弱かった日に吹き流しに使ってみた私も「吹き流しにはできるが安定感に欠ける気がする・・時々縺れることがある」というのが正直な感想でした。
針金の太さを0.2mmφ大きくして
以上の結果を参考にして前回より1番手太い針金→1.0mmφの太さのモノを選んで買ってきました。たった0.2mmの事(前回までは0.8mmφ)なんですがかなり太くなった気がします。曲げるにも今までより曲げにくくてしっかりした感じがします。
ただ、真っ直ぐなテンビンですから投げた時の曲がりがどれほどあるのかが心配です。「どれ程曲がってくれるのか?」曲がって初めてテンビンの役目を果たす仕組みですから曲がり具合が肝心なんです。
私の最終目的は安定的な吹き流しでの使用ですから「仕掛けの軽い吹き流し」でどの程度曲がるのかが気になるところです。ある程度曲がって投げるときのテンビンの役目を果たしてくれさえすれば太くなれば安定感が増しますので、満足できそうです。
今後は腕の長さを短くしてみることに
テンビンの製作は試作を含めて既に10本程度作っていますので慣れて楽に早くできます。今回の1.0mmφの分についてはテスト待ちの状態で「これで使えそうなら一応完成の域」としたいと思っています。
今後は、ツイッターとかでプレゼント企画をして幅広く使ってみてもらえるようにしてみたいと思っていて、それで賛同を得て「初めて完成品」としようかな?なんて考えています。ただ、プレゼント企画には発送という関門があってこれには「大きさ=長さ」の問題が付きまといます。
こんな小さな軽いモノでも「長さ」があがあれば運賃が跳ね上がってしまいます。ですので、このままの性能で、もう少し長さを短くする努力が必要になりそうです。短くすれば曲がってテンビンの役目を果たす考え方がどこまで通用するのかが問題になります。今後は少しずつ短くして最良の長さを見つける必要がありそうですね。
では、また。