おかず釣り師が行く!目標は「ささっと来て、ささっと釣って帰る」#鰺釣り 

「ささっと来て、ささっと釣って帰る」憧れの釣行スタイルです。私なんかは、早くから座ってなかなか釣れずに長時間粘ってベテランの半分くらいをやっと釣って帰ります。
帰り際には、すでに陽も登ってスマートな釣りスタイルの名人たちが帰ってからは1時間以上が経過しています。

釣行時間にすれば私の方が2時間は長く釣っています。もちろん長く楽しめたわけだし、全く歯が立たなかったわけでもないから、
「釣り歴4年未満の私の実力なら上出来か?」と自己満足に努めますが、見事な竿裁きを連日目の当たりにしていれば「自己嫌悪」にも陥ってしまいます。

今朝は、最近ぐんぐんと実力を発揮している70代の釣り師に「何年ぐらい此処に通い続けていますか?」と聞いたところ「まあ15年は通ってる」との返事です。
内心「恐れ入りました!」というのが正直なところです。「たかが鰺釣り、されど鰺釣り」4年ソコソコの経験では到底歯が立たないのは当たり前です。

※気象庁HPから引用
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タイドグラフを見ながら

釣りを始めた頃は「天気予報を見てまずは波が高くなくて、風が強くなくて、雨が降っていない事」これぐらいの条件でOKなら出かけていました。
釣り場の選択は、人が大勢釣って居そうな釣り場。何が釣れるかもわからない。人づてに聞いたサビキ釣りで釣っていました。

今では、タイドグラフを見ながら云々。カッパは車に常備だから出かけるときに降っていなければ多少雨模様でも出かけてしまいます。
風や波も釣り場によって「これくらいまで」という限度が分かるようになりました。
近頃気にしているタイドグラフは、一日にほぼ2回ずつある干潮と満潮の高低差に特に注意を払っています。

釣り場によって、時期や潮によって引き潮に強い釣り場と上げ潮でも喰いがいい釣り場があります。
干満差には、昼間の方が大きい時期と夜間の方が大きい時期があって、干満差によって潮の流れが強くなったり弱くなったり。
あまりに速い流れはサビキ釣りには不向きですし、だからと言って緩すぎる潮も釣りにくい。

1か月うちに何日あるだろうか?程よい下げ潮と朝マヅメの一致するタイミング。お勧めしたいのはタイドグラフに重点を置いた自分なりな海況予想と実際の釣果を照らし合わせながら十八番の釣り場のグッドタイミングを探り当てることです。

今回の釣果について

目標は「ささっと来て、ささっと釣って帰る」私の場合、分かっていてもなかなかうまくいきませんでした。
時合いはごく短い時間でした。ただ、予想していたタイミングで釣れ始めて明るくなって満潮手前で釣れなくなりました。

先に書いた70代の鰺釣り名人も普段より遅い時間に駆け付けて「迷ってたら遅くなった」と言っていましたが、それなりにタイミングはきちっと押さえていて渋い中5~6尾の鯵を短時間で釣りあげていました。

時合が短かったのは、ほかにも理由はあるでしょうが、タイドグラフから言えば「朝マヅメとの合致」は上げ潮のタイミングだったことでしょう。
干潮時刻が午前2時前。上げ始めて実際に潮が動き始めるのが午前3時前になるでしょうか?この日の時合いとほぼ一致しました。


時合いは明るくなってからも続くと思われましたが、潮が澄みすぎていたのか?良い活性は続きませんでした。

完全に朝のモードになった頃には砂利運搬船が入港して納竿となりましたのでその後のことは分かりませんでしたが、
潮の動きも緩くなっていましたので船に遮られなくても釣れ盛ることはなかったものと思います。

「ささっと来て、ささっと釣って帰る」

いましばらくは、この言葉をお題目のように頭の中で反芻しながら、釣行を繰り返すことになりそうです。
短いフレーズですが、中身の濃い内容です。周到な準備と経験と情報力が試されます。
サビキ釣りは一見誰でも釣れる釣りに見えますが、思うような獲物をタイムリーに得たいとなればいささか難しい釣りでもあります。

「ささっと来て、ささっと釣って帰る」言い換えれば「短い時間で、人並み以上の釣果をゲット」でしょうか。
魚の気持ちになって考えれば、難しいことではないのでしょうが、魚に聞いたところで答えてはくれません。ひたすら想像力を働かせて試して確認するだけです。
明日も、明後日も。   

では、 また。

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