夜釣りに欠かせないヘッドライトはセンサー付きがお勧め

真冬も近くなって今は冬至前後の一年でも昼間が一番短い時節です。昼間が短いということはそれだけ夜も長いわけで「そんなに暗くて寒い時期に釣りなんかしなくていいのに」なんて言葉は私たちには通用しません。暗くても寒くても釣りに出かける人たちなんですから。

暗い中、釣りをするためには明かりが必要で私は安価な中華製LEDヘッドライトを愛用しています。現在使っているのがその3代目。はじめはライトが5個付いた仰々しいものを2個買ってメインとサブとに使い分けていましたが、少し重い感じがしたので1灯式で照度の高いものがありましたのでそれを2個買って先の2個は友人に進呈しました。

それでも先に買った分は1年以上使用していましたし、現在使用中のものもそろそろ購入から1年を過ぎようとしていますから、中華製の安価な製品といっても「なかなか耐久性があるんだな?」なんて感心しています。今回は私が足掛け3年ほぼ毎日のように使い続けたLEDヘッドライトについての「ウンチク」を少しばかりご披露させていただきます。

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はじめはセンサー付きではなかった

ヘッドライトを2個ずつ買ったといってもなにぶん安いものを選んで買うわけですからその性能は半信半疑です。そのため一度に2個買うのではなくて1個買ってまあまあならもう1個買うというようなセコイやり方で揃えました。最初は(もちろん安いものの中から)見た目でカッコイイものを選んで買いました。

見た目重視で買ったもののそれまで使っていた電球式に比べれば段違いに明るくて充電式のリチウム電池も持ちが良かったので一度で気に入りました。ただ、長く使っていると充電用のUSB端子が弱くなって「安物の限界かな?」なんて感じることもありましたがアマゾンのセールで買ったものですから、そのコストパフォーマンスには十分満足できていました。

その気に入っていたヘッドライトもカッコよさの代償として少し重かったのが気になり始めて照度の高い1灯式のLEDヘッドライトを探してゲットしました。これが軽くて気に入ってしばらく使っていましたが、その時はまだこれがセンサー式であるということに気が付いていませんでした。何しろ前使っていたものも大きさこそ違いますが「同じLEDタイプだったので同じだろう」と説明書も読まずに使い続けていました。

1灯式の2個目でセンサーに気が付く

「このヘッドライト」しばらく気に入って使っていましたが、ある時「スイッチを1回の釣行でこんなにも押して寿命はどうなんだろう?」と気になり始めて説明書を読んでみたところ「センサーモードに設定すればセンサーの前に手をかざしただけでON/OFFできる」ということがわかり購入から半年を経過したころから本来の使い方で使うようになりました。

それまでは汚れた手でスイッチを押すもんだからスイッチ周りに撒き餌や刺し餌の残りがついて釣りを終わるころにはひどい有様になっていたものが、釣りの間スイッチに触ることがなくなったのでライトのボディーが汚れることも少なくなりました。しかも手をかざすだけですので、慣れればリールを巻きながら竿から手を放さずに肘をかざしてスイッチON できるようにもなって便利さを実感しています。

最近では友人にもセンサー式を勧めてみんなに喜んでもらえています。誰もが「スイッチに触れることなく素早くライトをつけることができて便利がいい」と好評価しています。また、友人の中には釣りをしている間中ヘッドライトを点灯していた人もいて、乾電池式を使っていたころは使用済みの乾電池の処分が面倒だったのが充電式に変えたのでとても楽になったという人もいます。

センサーでこまめにON/OFF

もちろんセンサーモードに切り替えていれば常時インジケーターが点灯して全く電池を消耗しないわけではありませんが、メインのライトを点灯させるほどの電力消費でもありませんので電池寿命は長くなっています。買って間もない状態を満充電で使用すればセンサーモードなら、(点灯頻度にもよりますが)夕方暗くなってから朝明るくなるまでは十分使用可能か?と思われます。

 

少しでもその日長く使うためにはセンサーでこまめにON/OFFを繰り返すことが肝要かな?「必要のない時にはとにかく消すこと」特にヘッドライトですから、点灯したままにしておけばチラチラ動いて海中の魚に警戒心を抱かせてしまうことにもつながるかもしれません。魚は動かない灯には寄ってきても動き回る灯には警戒するといわれていますから注意が必要ですね。

 

以前スイッチでON/OFFしていたころは電池切れが心配で常に予備のヘッドライトを準備して道具箱に入れていましたが、最近は(釣行時間が短くなったのもありますが)予備は準備せずに1個頭に付けている分だけで釣行しています。それでも万一の時は・・・「釣り場にも慣れてるしライトが壊れたらあきらめて帰ってくるだけ」と割と鷹揚に構えています。

USB端子が泣き所

大変重宝しているこの「充電式LEDヘッドライト」ですが、先に書いたようにセンサー付きのものがお勧めです。気に入っているヘッドライトですが、さらに難を言うとすればUSB端子(充電端子)に普通の電子部品が使われていて錆に弱いことが上げられます。私は一度この充電用USB端子を交換しましたが、細かな作業で好んでできるものではありませんでした。

 

最近買ったものは使用前に接点復活剤を先にスプレーして使い始めていますが、これも万能とは言えません。もちろん購入金額から言えば端子がだめになったらあきらめるべきなのかもしれませんが、まだ使えるものを捨てる気にもなれず。悩ましいところです。

 

充電回路も含めてコンパクトに仕上げているのでよくできた品物ですが、単に充電だけならわざわざUSB端子でなくても防水性能の高いコンパクトな端子は他にいくらでもあるでしょうに。ま、端子を変えれば充電器側の端子も変えなければならず、汎用の充電器が使えなければ充電器を付属させる必要が出て、そうなれば日本の法規(100V商用電源からの充電)にも関係が出てくるだろうし、面倒なことが増えてこんな価格では売れなくなるか?

 

それなら、少しくらい弱くても安価に買える方がいいのかな?乗せられてる気もするけど、ま、いいか?  

 

では、また。

 

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