27~28センチクラスの鰺(真鯵)が
私でも10尾程度も釣れる日があって、
ここしばらくはそんな状態が続いていました。
それでもいつも釣れると限らず
先日の日曜には大勢の釣り師が岸壁で待ち構えていたのにもかかわらず、
夜明けのマヅメ時にジャリ船が入港して
釣り座の移動を余儀なくされたほか
入港での移動をさせられなかった
フェンス際のベストポジションでも散々な釣果に終わった日もありました。
釣り人がこぞって集まる
月曜は、釣行する時間がなく詳しい釣果は判りませんが、
やはり釣れたのはフェンス際に限られたようで、
それでもいい人は大きなサイズの鯵が10尾程度と
波止から釣れるサイズを超えていて
釣り人がこぞって集まる理由になっています。
2~3尾も釣れれば大喜びのサイズですから、
(私たちは、普段から此処や煙樹ヶ浜で釣り慣れているので当たり前程度に感じてしまっていますが)
冷静になって考えれば、
まるで船釣りのような釣果が車横付けの釣り場から釣れるのですから、
ある意味常識外れと言うほかないでしょうね。
4番目だったかな?
それ故に場所取りレースの過酷さは言うまでもありません。
今日も良い釣り座に入りたくて
平日にもかかわらず午前12時に家を出て
1時前から場所取りに臨みましたが、
1番乗りでなかったことは言うまでもなく
「4番目だったかな?」
当然のように岸壁の中央辺りには砂山が築かれていて
釣り場の定員を圧迫しています。
場所取りレースの参加者たちは、
釣れ始めが午前6時を過ぎるのはほぼ周知の釣り師たちです。
「5時から釣りはじめ」
「私は」と言えば釣り座を構えて釣り竿だけ置かずに
ライト(LEDライトだから長時間点灯も苦にならない)をつけて
yellow「予約席」をアピールしておきます。
その上で車(軽トラ)の運転席で仮眠します。
仮眠と言っても大柄な私ですから、軽トラでの仮眠は厳しいですね。
眠れないことが殆どで持ち込んだラジオを聞いて時間を潰します。
午前5時から準備しても十分なのですが、
どうしても「5時から釣りはじめ」的な行動になってしまいます。
今日はなかなか釣れ始めない
午前6時を過ぎてもなかなか釣れ始めません。
6時半も近いころ隣の「ズボ釣り師」にヒットしましたよ。
それでも小さい!
私にも順番が回ってきましたが、同じく小さい鯵です。
ごくまれに周囲の竿に大きな(それでも2~3日前からは一回り小さな鯵)
鯵がかかりますが、
今日は「釣れない日」なのかも?そんな気分にさせられます。
釣れ方もポツリポツリ
明るくなってもサイズは上がりません。
釣れ方もポツリポツリ。
「明るくなれば鯖が釣れるかも!?」
私は、鯖用の棚と鯵用の棚を行ったり来たりして
鯖の回遊を探ります。
完全に明るくなってから、やっと鯖が回ってきましたよ。
良いときで3尾、連で釣れましたが後がなかなか続きません。
左隣のベテランが「10時を過ぎなければ釣れん!」
と言っているのが真実味を帯びてきましたよ。
「そんな時間まで粘っていられない」
私はカゴに詰める撒き餌の量を増やしますが、
なかなか思うようには行きませんね。
ご苦労様です。
午前7時が近づいて仕事前の釣り師たちが帰り始めます。
「これからの仕事も、一日大変ですよね」ご苦労様です。
あとに残ったのは、火曜が休みの人と
「毎日、日曜」のメンバーです。
私はそのどちらでもない自営業の隠居ですので、
適当に帰らなければなりません。
午前8時には家に着くように帰りましょうか?
鯖も9尾釣れたことだし、
出来れば10尾釣りたかったけど相手がある事だし仕方ありません。
昨日は早く寝てこの釣りに備えましたが、
そのご利益があれば日中に眠くもなりませんが、どうかな?
今回の釣行で釣れた鯖
今回の釣行で釣れた鯖は、
真鯖でしかも「尾びれの黄色い鯖です」
これは、黄鯖ともいうらしく
「刺身にして旨い鯖」ということです。
私の家はサバの煮つけが大好きですが、
刺身の話を聞きましたので、早速刺身で食べてみます。
「鯵よりうまいかな?」
「確かに鯵より旨い!」
今の日高港湾の鯵も「居付き」ではなく
「回遊で湾内に入ってくる鯵」ですので「刺身は旨い」のですが、
この鯖も「夜明けとともに回遊してくる鯖」ですので
「刺身が旨い」のも理解できます。
9尾釣って帰っても、
内3尾は「知り合いのサバ好き」に差し上げましたし、
残りの6尾のウチ1尾は「私が刺身で食べました。」
残りはおそらく煮つけになるでしょう。
既に消費先は決まってしまいました。
また釣って来ないといけませんね。
では、また。