ウーファーのエッジが破れたスピーカー「YAMAHA NS-E200」を入手。ウーファーを適当なものに交換「スーパーツイーターモドキ」も付加してみました。邪道な改造?

「YAMAHA NS-E200」のエッジ破れ(ウーファーエッジ破れ)ですが、

ボディーのキレイなものが入手できましたので、

エッジを張り替えるより別のウーファーに替える方が面白いかな?

という興味本位で交換してみました。

 

結果は、邪道な改造ながらも

ソコソコ良い音に仕上がりましたよ。

オマケに手元に有った

「OKNYO D-200 の45KHzまで再生可能なツィーター」で

「スーパーツイーターモドキ」を作って付加してみました。

 

スッキリしなかった低音の輪郭が

ハッキリして聞きやすくなりましたよ。

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ヤマハ製のウーファー?

まず初めにエッジの破れたウーファーを取り外します。

手元に有った、

ヤマハ製のウーファー?が丁度いいだろう?

と思って合わせてみましたが少しサイズが小さかったようです。

「SHARP SD-NX20-N」

「それでは」と倉庫の中を探して

「SHARP SD-NX20-N」というスピーカーの

ウーファーが合いそうだったので1個外して取り付けてみます。

元の「YAMAHA NS-E200」がスピーカー1本で入力50Wであるのに対し、

このウーファーはスピーカーユニット単体で50Wの入力許容値があります。

ま、元々の「SHARP SD-NX20-N」も50W入力のスピーカーですから

考え方が同じなら規格的には互換のスピーカーと言うことになりますね。

取り付けてみたところ「ピタッ」と合いました。

音の違いと外観の違いはあるかもしれませんが(外観は明らかに違いますね)

どこかヨーロッパの製品のように見えませんか?

そう見えるのは私だけかな?

もう片方も同じように

1個目が「ピタッ」と気持ちよく付いたので

もう片方も同じように作業をします。

 

これが元の「SHARP SD-NX20-N」です。

ウーファー周りの飾りを外します。

これが外した後です。ビスが見えます。

4本で留まっています。

外した後です。

内部は簡単な造りになっていますね。

これが「YAMAHA NS-E200」の内部です。

やはり「SHARP SD-NX20-N」とは造りの格が違いますね。

一応吸音材もきちんと入っています。

ネットワークもキチンと入れられています。

「YAMAHA NS-E200」本体の作業が終了しました。

同じヤマハのパワーアンプを繋いで音出ししています。

 

ヤマハらしい繊細な音は残っています。

邪道な修理ですが、(私的に)まともな音が出ましたので、

これで良いと思っています。

 

この後は、「スーパーツイーターモドキ」を作って

このスピーカーに付加してみたいと思います。

45KHzまで

「スーパーツイーターモドキ」は、

「YAMAHA NS-E200」が高域20KHzまでなのに対し、

いま手元に有る「OKNYO D-200」のツイーターが

45KHzまで再生できるので、

簡単なコンデンサのみのカップリングで

「YAMAHA NS-E200」に付加してみようと言うモノです。

普通「スーパーツイーター」と言えば

100KHz程度かそれ以上の周波数までの再生を受け持つものですが、

 

今回は45KHzまでどまりですので

「スーパーツイーターモドキ」と名付けました。

 

これでも高域再生を追加すれば、明らかに音の分離が良くなり、

不思議なことに(高域を追加したのに)

「ベースラインがハッキリする」という効果が出るんですよね。

 

もちろんこれも私だけの自己満足なのかもしれませんが。

鳴らなくなったフルレンジスピーカーの箱

「スーパーツイーターモドキ」の箱は、

鳴らなくなったフルレンジスピーカーの箱が合いそうだったので、

これに入れてみたいと思っています。

取り外していきます。

へクスレンチの木ネジが使われていますね。

このネジは長いので取り付けにもこれを使いたいと思います。

取り付ける箱の内部です。

ツイーターですので吸音材はさほど必要無いでしょう?

接続には0.1μFのコンデンサを使ってみます。

鳴らしてみます。ちゃんと音が出ました。

「スーパーツイーターモドキ」を付加していない右側とは

音の分離が違うようです。

 

ベースラインもよく聞き取れる気がします。

両チャンネルに「スーパーツイーターモドキ」付加しました。

低音がシッカリした感じがします。

 

一つ一つの音が分かり易くなったような感じです。

「シャリシャリ」した感じが薄らいだようにも感じられます。

音が締まった感じかな?

もちろんこれは私だけの感想ですので、

これに触発されて試されても結果には責任を持てませんので。

 

再現はあくまで自己責任でお願いいたします。 

 

では、また。


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