おかず釣り師が行く!「ズボサビキ釣り一択」で臨んだこの二日間、釣果は如何に?

※3月16日の釣果(40cmの鰺:自己記録更新)

3月中盤の波止の鰺釣りです。浜の投げサビキも好きですが、このところ釣果情報が思わしくなく専ら波止に。波止からは「投げのかご釣り、投げサビキ釣り、足元のズボサビキ釣り」と選択肢がありますが、得意なのはズボサビキ。釣行は木曜、金曜の2回。ズボサビキ一択で臨んでみたいと思います。

※気象庁HPより引用

実は(今週は)火曜の朝にも釣行の機会に恵まれていました。この日も主な釣果ははズボサビキでしたが前半はカゴ釣りもやっていて「ズボサビキが忙しくなったのでカゴ釣りを休止してズボサビキに専念」。

※気象庁HPより引用

釣り座の方は一般的な此処の常識から言えば火曜の所が一番良くて次に木曜、金曜が一番ランクの低い釣り座になると思います。私の感覚では木曜の釣り座が一番で次に火曜の釣り座、金曜の釣り座はやはり一番釣れないだろうとの自己評価でした。

※気象庁HPより引用

ただ、金曜は小雨の後で(人出が少なく)火曜の釣り座にも木曜の釣り座にもどちらにでも入ることができたのですが、砂利運搬船の入港が懸念されていましたので、敢えて一番丘寄りの釣り座で竿を出しました。結果的に砂利運搬船は入港しましたが、港内の一番奥への接岸でしたので私の思惑はハズレ。
実際、釣れ始めには「20m手前まで回遊があっても私の釣り座近くは閑古鳥」という時間帯がありました。この(釣れない)期間は僅か何分かであっても(回遊を)待つ身としては非常にヤキモキするもので実際の時間の何倍にも感じられるものです。

※気象庁HPより引用
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丁寧に撒き餌を繰り返す

始めから「ズボサビキ一択」と決めていましたので仕掛けの準備は比較的楽に済ませることができます。タナも(実際にタナ取りしてみて)今回の3カ所は幸いにも同じ深さのタナです。深いところを回遊してくる大型の鯵も水深から言えば(3カ所ともに)条件は同じということになる筈です。

暗いうちには集魚ライトを点灯します。これはここの釣り場の習慣的なもので「みんな照らしてるから自分も」的な理由が大きいかな?実際の釣果に対する効果も確かにあるとは思いますが「皆がみんな照らしているので一人ぐらいは照らさなくても便乗できるのでは?」と常々思うのですが「あからさまに便乗」も気が引けます。私の集魚ライトは半分は近所付き合いのような感じで点灯してるかな?

今回は初めから「ズボサビキ一択」と決めていましたので撒き餌は丁寧にやろうと思っていました。鯵が回遊してきたときに「あそこに行こう!」と思わせるように暗いうちからなるべくリズムをキープして撒き餌を続けます。ま、撒き餌をするのにもサビキや仕掛けはそのままちゃんとついていますから魚が喰ってくればそれはそれでOKなんですね。

思っていたようにいちばんいい釣り座から

先にも書きましたが今回の釣り座は他の良い釣り座にも入れたはずなのに船の接岸を気にするあまりに選んだ釣り座ですので自分の理想からは少し外れています。増してや良い釣り座が空いていたにもかかわらずにこの釣り座を選んだので、ちょっとだけ後悔しています。

しかも、やはり、私が良いと思っていた釣り座から先に釣れ始めて私のいる釣り座は遅れ気味です。焦りますが仕方がありません。焦る気持ちを押し殺して淡々と撒餌を続けました。私が感じていたほどに釣れない時間は長くなく、ほどなく私の釣り座でも釣れ始めました。「来た来た!」

完全に明るくなってからは1投に1尾のペースになりましたが、まだまだ投入からヒットまでの時間が長く掛かります。投入して2回シャクって撒餌を出して暫く待つ。その後3回目のシャクリを入れる。そして再び待つ。この辺りでヒットが出ればラッキー。ヒットがなければ撒き餌かごの中身を空にするつもりでもう一回シャクって暫く待つ。これで4回シャクッたので撒き餌かごには撒き餌は残っていない筈・・という繰り返し。


状況が好転したのは船が湾奥に接岸してからでした。投入して初めのシャクり。そのあとすぐに喰って来るようになりました。そのうえ一度に2尾、3尾と喰うときもあり挙句に4尾喰らいつくことも。3尾4尾は嬉しいですが、仕掛けがほぼ間違いなく縺れてしまいます。しかも大きな鰺が3尾4尾ですから竿や道糸も心配になります。

私がいいと思う釣り座で釣っていた友人

釣りから帰って暫くして同じ釣り場に行っていた友人たちもそろそろ落ち着いた頃だろうと想像しながら電話で釣果を聞いてみます。中には少なめに言う人もいますが、大体のことは分かります。話を総合してみると概ね20尾~30尾というところでしょうか。

それより少ない釣果の人もいますが、飛びぬけて多い釣果の人は私の友人にはいませんでした。実は私の今朝の釣果は約70尾(殆どが良いサイズ)ありました。昨日は約40尾(プラス20尾ほどの南蛮漬けサイズ)でした。たまたま岸際に的を絞ったのがラッキーでした。

※資料画像

もちろん回遊ルートが沖に偏ればこんな釣果は出せないでしょう。手返しの早いズボ釣り一択ですし、なるべくリズムをキープしながらの撒き餌も功を奏したのかもしれません。当然ですが明るくなってからはほぼ間違いなく釣れるという確信めいたものがありましたから「釣れない間の撒き餌」も続けることができました。

因みに午前5時頃までは様子見程度の撒き餌でしたが午前5時を過ぎたころからはペースを守って撒餌していました。午前8時ごろまでに撒いたアミエビが約4キロ(嵩増しに米糠を混ぜましたが、喰いはアミエビそのままの方がよかった気がします)「熱心に撒いたな」と自分でも思っています。(普段はだいたい1キロあたり1時間のペースですから)

バーゲンの安いサビキ

撒き餌の頻度には気を使いましたが、サビキはいつもの「安売りの安価なサビキ」です。撒き餌カゴは市販の安い錘付きのプラカゴですが、私独自の考え方で網目をカットしています。リールは3000番のスピニングで竿は2号5.4m。道糸はナイロン4号。もちろん下かごです。

 

タナはほぼ底。竿をロッドホルダーに置いた状態で一旦カゴを底まで落として巻き上げ、50cmくらい底を切ったと想像してラインストッパーに道糸を引っ掛けて(タナを)固定しています。ロッドホルダーは竿を載せたままシャクれるタイプ。ホルダーに竿を載せたままシャクレば毎回同じところでシャクルことになり撒き餌が同じポイントにできます。

 

ロッドホルダーに置いたままシャクれば前後左右同じ場所でシャクれるだけでなく上下もシャクリはじめやシャクッたときの高さ、シャクッた後にステイするときの高さも毎回同じにできます。このことが「魚に対してのいい効果であるのか?悪いのか?若しくは大して意味のないことなのか?」それはその時の魚の活性や海の状況によって大きく違ってくるとは思いますが少なくとも今回は(前回と今回の2回は)良い効果の方があったと言えるでしょう。

※撮影前、釣り場から帰る途中に10尾裾分けして減っています。

引き出しの一つ

今回の好釣果は、私の工夫が功を奏したのか?いくつかの幸運が重なったのか?はわかりませんが「こういう釣り方をしてたまたまうまくいった例もあったんだ」という知識の引き出しの一つとして読んでいただければ幸いです。私は今後も同じやり方で痛い目に遭うまでは続けていきます。その都度ブログにもまとめてお知らせしていきますので、折りに触れチェックしてくださいね。

 

 

では、また。

 

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