「侮れない!」糸付きリール・シエナ 餌釣りにはコレで十分??

私はサイズ感が自分に合っていると気に入ってシマノのリールが好きです。ハイエンドモデルには縁がありませんが、ベーシックモデルのナスキーやサハラは使っていて十分満足しています。シマノにはエントリーモデルの糸付きリールが何種かあって今年の冬には予算の関係でカマスの引っ掛け用に19FXというモデルを買ってみました。

 

19FXはシマノでは一番安価な糸付きのリールでしたが荒い使い方をする引掛け釣りだから「とりあえず1台欲しいので、1シーズン使えればOKかな?」とポチリ。買ったリールについていたナイロンの道糸をPEに交換して1週間ほど使ったころに「ハンドルがギクシャク」あれれ?「やっぱ安いモデルはこんなもん??」

原因は「ハンドルの付け根の部分の樹脂が砕けて」ギクシャクと回転していた模様です。このトラブルには合うハンドルが手元に有りましたので早速交換して事なきを得ました。ま、カマス掛けほどにハードな使い方は私のレベルではそうありませんから、19FXよりはワンランク上のシエナを買ってそろそろ老朽化しつつあった私の餌釣り用のリールを順次交換していくことにしました。

シマノ(SHIMANO) スピニングリール 19 シエナ 4000 4号 150m糸付 サーフ ヒラメ シーバス ライトジギング ライトショアソルト

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17サハラの異音

そんな矢先、たまに投げるルアー用に気に入って使っていた17サハラから「ゴリゴリ」と異音が出始めました。これまでなら多少の異音程度なら気にせず使っていましたがリールについていろいろ調べたりしていた時期も重なりましたので自力で修理してみようという事に。

 

「ボールベアリングが不調の様子」と目星をつけてネットで部品発注しました。もちろんシマノ純正部品じゃないと思います。意外にもシマノの部品表で見た価格よりかなり安く購入できましたから。部品が届いて交換してみたら「あら不思議!」ゴリゴリが消えて快適な巻き心地です。

 

これならこのサハラを4ベアリングからいっそのこと6ベアリング化してしまおう!つまりラインローラーをベアリング化してハンドルノブもベアリング化してみます。2台あった16ナスキーも同様に。使い込んでいたせいもあってか?滑らかさは段違いに改善されました。ま、ステンレス製とはいえ社外の安いベアリングですから純正ベアリングよりは寿命も短いかもしれませんが、ガンガン使い込むタイプの釣りではありませんのでこれで十分です。

※ラインローラー関係

シエナをベアリング化

餌釣り用に交換を計画しているシエナも3ベアリングから5ベアリング化して使ってみようと思います。まず、シエナ3000を2台購入5ベアリング化。満足できましたので今度はちょっと大物用のシエナ4000を5ベアリング化します。シエナはハンドル部分のベアリング化ができないのか?ネット上での記事がありません。ま、シマノの四角ジョイントのハンドルが社外品でアマゾン等にも出ているようですから回転が重くなったら考えましょうか?

※バラしてしまいました。

ただ、5ベアリング化は高性能化だと自己満足していますが、シマノのスピニングリールには安価なモデルと高価なモデルに防水性能や高級部品、部品の精度以外にもう一つ明らかな差があって、それはフリクションリングの存在です。「ラインローラーの音出しピン」などは私は気にしませんが、フリクションリングは気になります。

※ここにあるブッシュをベアリングに。

何とかフリクションリングが入れられないか?検討してみた処、サイズの合うリングがあれば解決できそうな感じです。ただ、ベアリングは4000番以下はほぼ同じサイズが使えた?のに比べてローターはサイズが多いのが難点です。ま、フリクションリングは餌釣りにはそれほど必要ない機構とあきらめるか?ネット上で有用な記事が出るのを待つか?どちらかにしましょう。

※このブッシュをベアリングに交換。

既に5台以上のリールのベアリング交換を経験しましたので作業も早くなりました。ただ、ラインローラー部分のシムの枚数がこれでいいのか?少し不安な面もあります。ま、使っていてガタツキが出てきたら追加していくこと。としましょうか。

※ラインローラー部分

5ベアリングのシエナ

ハンドル部分のベアリングやフリクションリングの有るなしなど、シエナとナスキーの差はありますが、私のレベルでは使用感の差はわかりません。それほど鈍感な私が使うのだから自己満足さえできればそれはそれで良しとした方が賢明なのかもしれませんね。

※ラインローラー

ただ、ナスキーやサハラは1万円前後のリールです。それに比べてシエナは3000円前後の価格です。ベアリングなどは1台当たり2000円かかったでしょうか?まあ、概ね5000円前後で5ベアリングのシエナが手に入ったわけです。あとは長期に使っていてどのように劣化してくるか?傷んでくればまたベアリングを交換すればいいだけのこと?ただ、メーカーがそんな単純な価格決定をしているのかどうかですね。

 

1万円のリールには1万円の価格をつけるだけの理由があるのかもしれません。素人がちょっと弄っただけでは追いつけない品質の差が厳然とあるかもしれません。それを見せつけられて愕然とするのも一つの愉しみかもしれませんよね。高いモノには高いだけの理由があると・・。私は、今回の改造で自惚れに、自己満足全開で気が済んでいるのですが。

 


では、また。