リールメンテナンス「スピニングリール:シマノHOLIDAY SPIN 2000」

「リールメンテナンス」と大きくタイトルを掲げましたが、実は素人でできる分解掃除程度の中身です。回を重ねてスキルアップすれば部品交換やカスタムパーツの組付けなんかもできたらいいな!なんて野望を持っています。

まず第一号の被験者は「シマノHOLIDAY SPIN 2000」スピニングリールです。これは20年以上前の入門機だと思われますが、すでに日本製ではなくて「MALAYSIA]の刻印が入った品物です。しかもどういうわけか?ハンドルが最近のものに交換されているようです。

外観状態はそれなりですね。おっと、ハンドルの取り付けビスが「紛失?」したのかオリジナルではありません。ハンドルの動きも少し重くてメンテナンス初心者にはトライアル的にちょうどいいかもしれません。早速ばらしていきましょう。

ハンドルとハンドルの取り付けビスがオリジナルでないということは、ハンドルを紛失?か?なにかしてとりあえず別のものをくっつけて使っていたということだと思います。

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ハンドルを外します

ハンドルはこれで良いとしても取り付けビスがこれではいただけませんのでメンテナンスが上手く行ったら合うものを探すことにしましょう。

ハンドルの次にローター部分を外します。中心の軸に留まっているナットを外すのにロックしてあるビスを先に外します。次にナットを回せば簡単にローターが外れます。

ローターを外したら、その前に外したドラグ関連の部品も無くさないように保管しておきます。

ローターの回転制御機構を確認します。特に部品のの欠けもなくて汚れ等があるだけです。逆転防止機構のプラスチック部品にも傷みはなさそうです。これならまだまだ使えそうですね。清掃のために軸やベアリング等を外しますが

特にこの逆転防止機構についているバネが細くて見えにくいので写真を撮りながら元通りに組み立てれるように注意して外します。

いよいよ本体部分をバラしていきます。ここは3本のビスを外すところからです。ビスを外してもカバーがなかなか外れようとしてくれません。無理に外さずにどこか引っかかっていないか?確認しながらトライします。

やっと外れました。内部は錆こそありませんが油の劣化や金属カスでさすがに動きの重い原因はここにありそうです。

金属部品はホワイトガソリンで

完全にばらしたら、金属部品は溶剤を使って洗います。また、樹脂部品は中性洗剤などで洗うのが良いでしょう。私はプラスチック部品は今回は拭くだけにしました。金属部品も洗浄後きれいに拭いて注油したのち組み立てます。

仮に回してみたら、かなり軽くなっていました。良好!良好!

本体を組み上げたら、スピニングリールの肝ともいえるベールローラーを分解します。このローラーが上手く回ってくれないとリールの回転に問題が発生しますし、糸の寿命も短くなってしまいます。

このベールローラーが滑らかに回転するかどうかがスピニングリールを選ぶ基本の一つだと言っても過言ではないと思われます。

 

今回のリールは廉価版ですのでここにベアリングは使われてなくて樹脂と金属リングのスリップを活用する方式でした。その樹脂が少し変形していましたのでサンドペーパーで修正したら機嫌よく回ってくれましたのでOKということにしました。

ベールローラーの回転を確認するにはタコ糸を20cm程度に切ってローラーに2回程度巻いて回転させてみるとわかります。そっとやれば(糸が)スリップしてしまいますが強く引いて確認すれば(ローラーの回転が)わかると思います。タコ糸の代わりにナイロンラインや細いゴムベルトなんかも使えるんじゃないでしょうか?

まだまだ使えそうです

「シマノHOLIDAY SPIN 2000」古いリールですが、まだまだ調子よく回転しています。ハンドルを留めるビスをきちんとしたものに替えればあと何年か使えるかな?もちろんスプールには経年感たっぷりですがそのほかの部分は実用域でしょう。これからも折に触れリールをメンテナンスして(私自身の)スキルアップにもつなげていきたいな。なんて思っています。  

 

では、また。