おかず釣り師が行く!「月食の 影響だからと 逃げ口上」

「魚はたくさんあるから・・・」と嫁さんに釘を刺されていても、良く釣れているから釣りに来てしまいます。要するに釣る手ごたえが味わいたいのです。もちろん釣った魚は無駄にはしません。常々、喜んで貰ってくれる嫁ぎ先を複数確保していますから。

 

とはいっても、限界はあります。今回も昨日の今日で(昨日は)クーラーの蓋が閉まらないくらい釣って帰りましたので、実際のところ魚はもういりません。いくら魚好きの家族でも時には肉料理も食べたいものです。もちろん(私の獲物の)嫁ぎ先のご家庭でも同じ魚ばかりが短期間に何度も食卓に上がることは避けたいでしょうし、

 

釣ってきた私も「焼き鳥で一杯」が大好きな者でして・・しかし「自分だけ鶏食って家族には鰺食っとけ!」とは言えません。必然的に魚の消費は制限されてしまいます。できれば、鰺鍋や鰺カレーが日本人の人気メニューだったら・・なんて思うこともしばしば。

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意外にも昨日と同じ釣り座

昨日は久しぶり(3日ぶり?)の釣行でしたから「なるべくいい釣り座を」と張り切って早起きしましたが、今朝はたとえ1尾でも構わないから竿の曲がる感触を味わいたいとゆっくり目な出動で「(釣り座が)空いていたらラッキー」と午前4時ころの釣り始めを目指します。

 

釣り場に着いて釣り座を物色してみます。今回は比較的肩の力が抜けて所謂「ガチ」ではありませんが、どうやら昨日と同じ釣り座に間隔の余裕がありそうなので隣で釣っている釣り師に声掛けしようと行ってみます。止めてある車は馴染みの車種で釣り座にいる人は良く知った釣り師でした。

 

「竿一本ならここで釣れよ!」と向こうから声かけてくれました。「有難い!」しかも昨日と同じ場所とは超ラッキーです。「また、今日も爆釣かあ?」安易に心は踊りますが、釣りはそんなに甘いものではありませんでした。

明るくなるまでは昨日と同じ

明るくなるまでは、豆鰺がポツポツ・・。これは昨日と同じパターン・・。どうしても楽しかった昨日の釣りをトレースしてしまいます。これから明るくなって、そして爆釣!日が昇ってからはカマスも参戦!・・ただ今回は少し違っていました。

 

確かに「時合い」はありました。ただ、釣れ始めたころにライントラブルに見舞われ、それを解決したと思ったら、知り合いとは反対側の「見ず知らずのお隣さん」から「オマツリの洗礼」もありました。昨日と違って比較的短かった時合いはそんなこんなのうちに終わってしまって、残ったのは不完全燃焼な私の意気込みだけでした。

 

カマスの時間帯になるころに、隣に入れてくれた知り合いの釣り師が帰って、あとに友人のルアーマンが来ました。彼はカマス名人で私は彼の釣りに影響されながらカマスサビキの上達を目論んでいます。ですが、そのカマス名人も仕掛けのロストに悩まされながら四苦八苦でやっと2尾(昨日は軽く30尾以上を釣っていた)というくらいカマスの回遊も少なくお手上げ状態でした。当然ながら、私はゼロ尾だったのは言うまでもありません。

なぜ釣れなかったのか?

昨日はあんなに釣れたのになぜ今日はこれほど釣れなかったのか?頭の中をぐるぐる回る疑問はそのことです。今夜は満月で大潮。しかも皆既月食に近い部分月食だとか?波止釣りでは、自然現象の台風や大波、大雨からの濁りなどと、潮汐や日照等の決まった現象以外の釣果に影響を及ぼす事柄がありますが、これ以外に人為的な船の入港や花火、これも自然現象の雷など音に関する影響もあります。

 

満月は釣れないのか?これも「釣れる」という見解や「満月は釣れない」という見解も両論ネット上では見かけられます。その中で「満月の日の月食」について書かれた記事でもどちらかの立場で言い切った記事は多くありません。ただ、満月の日は新月の日と逆の位置で太陽と地球と月がほぼ直線に並ぶとか?

 

太陽に満面照らされた月をほぼまっすぐに臨む位置が満月で、太陽と地球の間に月がある位置が新月。満月はライトアップされた月で、新月は背中にライトが当たった月の影ということでしょうか?満月の日、その直線の位置も普段は少しずれていて月が照らされた姿がきれいに丸く見えるのが、まともに直線に並んでしまえば太陽と月の間に地球が割って入った形となって地球の影が月に映る。これが月食という現象なのでしょう。

 

国立天文台HPは、こちら・・・ (https://www.nao.ac.jp/astro/basic/lunar-eclipse.html)

 

 

花火や雷でも釣れないことはある

花火や雷が鳴っても釣れなくなることはよくあります。増してや地球や太陽や月といえば壮大な大きさです。普段でも潮汐に影響を及ぼしている天体ですから、その位置関係の微妙な違いが釣果に影響があっても不思議ではありません。ま、「今晩の月食の影響がその日の朝の釣果にかかわっている?」なんて話は荒唐無稽すぎるかもしれませんが、私が「今朝釣れなかった言い訳」としたなら「少しはマシな言い訳」に聞こえるかもしれませんね。

 

期せずして「あんまり釣って帰らない方がよかった日」の釣果はこの程度でした。持ち帰った釣果の殆どは「私の奥の手の嫁ぎ先へと嫁入り」していきました。釣った魚が手元から消えるとスグにまた釣りに行きたくなる。懲りない性分ですよね。まったく。   

 

では、また。

 

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