鰺が釣れ始めました。正しくは「良いサイズの鯵が、そこそこの数釣れるようになりました」といった方がいいのかな?とにかく25cmクラスの鰺が1尾や2尾ではなくて10尾程度釣れるようになってきました。この鰺は刺身にしてもそのほかの料理、何にしても旨く食べれる鰺で待ちに待っていた獲物です。
浜からの遠投で釣る鰺なのですが、通い始めて3年になります。少しは上達したでしょうか?スタートの日の釣果は1尾でしたが、嬉しかったのを覚えています。サビキ釣りといえば南蛮漬けサイズの鯵しか釣ったことが無くて「スーパーで1匹売りしている鰺」なんかが丘っパリで釣れるなんて思ってもみませんでしたから驚き半分な喜びようでした。
それから3年。4回目のシーズンでしょうか?3回目??少しあやふやですが、とにかく何年か経ったということです。釣りの腕前の方が上達したのか?といえばそれほどでもなくて例年と同様にサメに悩まされても特に手立てもなく、ただ仕掛けをやり直して淡々と釣るだけなんですね。少しは斬新なスキルが身についていればよかったんですが、去年と同じです。
投げサビキで釣る
シーズンに入る前は、今年はアミエビが高騰して「毎日3kgのブロックを解凍して使っていたんじゃ鰺を買うより高くついてしまう!」と警戒してかご釣り(餌釣り)の方が手返しが少ないことから撒き餌の消費も少なくて良いんだろうと、かご釣りで鯵を釣ることを考えていました。
今もそれは常に頭の中にありますが、撒き餌に集魚剤や米糠を多く混ぜても(釣果が)アミエビそのままと変わらない混合レシピ(自画自賛です)を見つけましたので今はそれと安物のサビキで何とかしのいでいます。撒き餌は1種類しか持っていきませんが、サビキは実績のあるハヤブサの蓄光サビキも3種類ほどはいつも準備していて釣れなければ即交換して対応しようと考えています。
上かご下かごの2つのパターンも今のところは簡単な下かごでやっています。よくよく考えれば此処の釣り場は水深が浅くて深くて2ヒロ半までしか棚を下げません。この深さは波止際で豆鰺を釣る深さと変わりなく下かごでも蓋無し(実際のところこの鰺釣りに私は蓋つきを使っています)を使って釣ればいい深さですので上かごなどの凝った仕掛けを使う必要がないんじゃないのか?という考えでやってみているわけなんですね。
上かごも準備はしています
「浅い釣り場だから下かごで」とは言っても自信があるわけでもありませんので、上かごの仕掛けや諸々は車にいつも準備しています。散々に釣れなければ車まで戻れば仕掛けがありますので安心です。かご釣りの準備は餌の関係が家からではないと間に合いませんが「上かご/下かご」は車まで戻れば現地でも変更可能だから安心できます。
釣り竿や道糸の選択も、PEや4号の竿等々色々やってみましたが、竿は結局3号の遠投竿に落ち着きました。いったんそろえた4号の竿はもう少し大物が狙えるようになったときに出番が来るでしょう。最初は1本の竿で始めましたが今では3本(3号遠投竿)のお気に入りの竿を交換しながら使っています。
道糸も4号ナイロンから始めて5号、6号、PEと試しましたが結局は3号ナイロンと力糸が良く飛んで鰺釣りには妥当な感じがしています。3号が使いやすいのはもちろんですが、夜釣りで何度も遠投を繰り返すのでやはり力糸は欠かせないかな?つなぎ目が気になりますが、これは仕方のないことで必要なものと考えれば気になってイライラすることもなく「つなぎ目が通過したらこの位置」と一つの目安にしようと前向きに考えています。
荷物運びのソリは使わなくて良いかな?
私は、釣果の割には荷物が多い方で「釣り場に何でも持っていきたい派」でした。いうなればヤドカリ部隊かな?いつも仕掛けや諸々を積んだソリ(浜に行く場合はソリで波止の場合は台車)を引いて釣り場に行っていました。初めのころは、強風でソリ(ソリはプラスチック製の軽いものです)が飛んでルアーのお兄さんに引っ掛けてもらったこともありました。
その後だんだんと荷物で使わないものが分かってきて、あったらいいものは車に待機させて絶対必要なものだけを釣り場に運ぶように集約できました。そのため、前は何か足りなければ「~持ってないか?」とよく聞かれましたが、今では「車においてある」と答えることも増えてそのうちに聞かれなくなるんじゃないかな?
始めに、何も変化がなく過ごしたように書きましたが、釣りの腕前や内容にはそれほど変化がなくてもそれ以外の荷物や段取りには経過した時間なりに変化があったんですね。やはり長く通えばそれなりに慣れても来るし、要るものと要らないものの区別もついてくる。いつも時間をやりくりして駆けつけるように通っている釣りでも「内容は少しずつ充実してきているんだなあ」って今更ながらに思っています。
今年も鰺釣りのシーズンが始まりました。多分ですが、来年の3月までは続くだろうと予想はしています。天候が許す限りできるだけ多く通っていきたいと思っています。
では、また。
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