おかず釣り師が行く!「待ちかねて 太刀魚の波止 駆けつける」

※2019年9月撮影

台風10号が過ぎ去ったあと思ったように水温が下がりません。和歌山や有田周辺までは南下してきているらしい今年の太刀魚ですが、由良以南には、特に日の岬を超えるのに時間がかかっています。去年と比べると半月遅れでしょうか?太刀魚釣りが好きな釣り師たちは思い思いに偵察を続けながら接岸を待っていました。

私も時々偵察をしながら、もっぱら水温の方に関心を寄せて、海面水温が28度前半になってきたからそろそろじゃないか?と思いながら夕飯を食べていたところに知り合いから電話。「太刀魚が釣れている!」心待ちにしていた知らせですので、食事はそのままにしてとりあえず手元にある道具だけ持って急行しました。

残念ながらその日は夕方の地合いも終わり釣り場は真っ暗でしたので何度かの小さなアタリを感じただけで釣果には結び付きませんでしたが、知らせてくれた知り合いは1尾モノにしていましたので、接岸を確認して翌日の早朝に夢を繋いで帰ってきました。

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9月12日の朝

かねてより準備していた太刀魚テンヤのテストです。ただ、テンヤに付けるキビナゴが台風の影響からか?新鮮なものが手に入らず、去年の今頃の冷凍した1年物の熟成品しか手元にありません。しkたなくこれに味の素をまぶして臨時の餌とします。釣り場に行ってみれば「接岸したての太刀魚釣りなので、釣り場に人は少ないだろう」と思っていましたが、その情報の拡散スピードは速くて、岸壁はかなりの混雑具合でした。

私はたまたま空いていた良いポジションに入ることができてラッキーでした。早速件のテンヤを使って投げ始めます。何度か小さなアタリはあるのですが、なかなか乗ってくれません。今回はテンヤだけの予定でしたので、予備にはルアーを少し持ってきただけですし、マヅメ時だけの釣りの予定で、午前4時頃到着していました。

スグに夜が明けてきます。明るくなればもちろんルアーの時間帯ですが、大げさな仕掛けは不利になります。小さなアタリを繰り返しているこの自作テンヤも当然不利でしょう。と思ったその矢先にヒットしてくれました。これでひと安心です。釣り場には餌釣り師、ルアー部隊が入り乱れていますが、断然ルアー部隊の方が釣れていて、竿頭は20尾に届こうか?という勢いです。

それに比べて私は1尾と情けない釣果ですが、まったく釣れていない人も何人かいるような状態でしたので、なんとか納得して、明るくなったころ引き上げてきました。

9月12日の夕方

昨夜から朝にかけての2回の釣行はありあわせの仕掛けで臨みましたが、今回もあり合わせながらしっかりと仕掛けを整理し整えて出かけます。餌釣りは今回はしません。もしも不甲斐ない結果に終われば明日の朝、餌釣りでリベンジするつもりでいます。ただ(翌朝は)天気が崩れそうなので今夜のうちに納得できる釣果があればいいな!なんて期待しています。

仕掛けは、今朝知り合いにもらった黄色のワームと。ピンクと白の蛍光ワーム等です。合わせて5アイテムほどでしょうか?ジグヘッドワームばかりです。釣り座はソコソコいいところに入れました。投げ始めたころに知り合いがやってきて隣に入りましたので心強いです。

私はルアー釣りは慣れていて色々講釈は並べていますが、得意ではなく上手くもありません。餌釣りの方が好きなんですね。(もちろん餌釣りも上手くはありません:泣)それでも今回のルアー釣りは自分の決めた方針ですから、全うしたいと思って臨みます。隣の知り合いが投げ始めて数投でヒット!私には当たりすらない時にヒットですから、すぐにワームの教えを請います。彼が使っているのは市内の釣具屋が販売している白いワームだとか?私も同じものを持ってきていましたので早速それに交換します。

その白いワームと暗くなり始めてから交換したピンクのワームで今回の釣行は画像のような結果でした。タナは、投げたポイント辺りで底まで15カウント程度でしたが、釣れたのはだいたい10カウントから引いてくる途中位。途中で沈めずに引いていましたから割と浅い棚で喰っていたのかもしれません。

涼しくなるにつれ

今回接岸した太刀魚はしばらくすると湾内から出ていくかもしれませんが、何分の1か?は居残るでしょう?それにまた新しく接岸してくる群れが加わります。そうしてだんだんと落ち着いて餌を狙ってくるタチウオが多くなれば餌釣りも面白くなってくるはずです。やっと待ちに待った太刀魚が接岸し始めた今、私はその(餌釣りの)タイミングを心待ちにしています。   

 

では、また。

 

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