おかず釣り師が行く!「鯵釣って いいとこ見せたい 3日間」シーズン終盤の鯵釣り 波止からの投げサビキ釣り 水温低下

※2月22日の釣果です。

正月に帰省するはずだった親戚が、今回泊まるということでその夕餉(ゆうげ)に食してもらおうと釣行しました。あいにく鯵は端境期で思うように釣れませんでした。この傾向は前もって分かっていましたので来訪前の3日間で数を賄えるように連続で釣行予定を組んで通ってみました。いかに初心者の私でも3回通えば何とかなるだろうというのがこの計画の骨子でです。1回目の釣行分は前回のブログに掲載していますので今回は残り2回分です。果たして宴席の1品はまかなえたのでしょうか?

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ほしい時には釣れない

普段釣りに行ってるんだから一度くらいは家族だけではなくて誰かに食べてもらいたい。たくさん釣れた時には知り合いにあげていますが、目の前で食べてもらう機会はそうそうないですから、今回は力が入ります。ただ、半月前なら一回の半夜釣りでまず間違いなく釣れていた鯵が、ここ数日は端境期に入ったようでなかなか思うような釣果には結びついていません。

宴席で釣りの話題になっても釣れた話がただの空想話にしか聞こえませんよね。現物が其処に無いと。これは、釣り人なら誰もが感じることなんだと思いますが、とにかく話が出るときには現物が目の前にあってほしい。これが今回の私の第一の動機です。第2目標以降は、新鮮でおいしいものを食べさせてあげたい。なんて綺麗ごとが続くでしょうか?

あの頃は、あんなに簡単にあんなにたくさん良いサイズの鯵が釣れていたのに・・・世の中のほとんどの事象がこんなな流れになってるんですよね。「ありふれた物でも欲しいと思うときにはそれがない」いたって平凡な私のこれまでと同じように今回も「あの頃は良かった」というような空虚な話に終わるのか?いやそれは防ぎたい。ということでささやかな抵抗を試みます。1回で数が揃わないなら3回でそろえてやろう。しかも刺身から焼き魚まで何品か作れるように。趣味の世界とは言え、大きな野望かな?

サビキがだめならかご釣りで

普段はサビキ釣りで通っている釣り場ですが、最近では近くの(水深のある)日高港湾でさえサビキでは釣れなくてかご釣りが流行しているとか?私も今回はガチなので両方準備してかかります。サビキがだめならかご釣りで、刺し餌は鶏の切り身です。鯵釣りの刺し餌といえばオキアミが定番ですが、鶏肉もよく釣れるんですよね。特に此処の釣り場では。

で一日目(前回のブログに掲載)は、かご釣りでした。今回の最初は2日目の釣行からです。これもかご釣りでした。どちらも思うような釣果どころか10尾にも満たない釣果でした。「竿頭のベテランでも20尾超えるのがやっと」というくらいに渋い釣りでしたが、半夜の私たち(半夜組)が帰った後で「深夜-早朝組」がそこそこいい釣果を上げているらしいことがわかりました。

此処の釣り場では下げ潮が良いのは、此処に通う誰もが知っている鉄板の条件だったはずですが、この端境期に入ってからそれが変化しているようで、朝マヅメにかけての深夜から早朝がいいらしいということなんですね。しかも潮まわりにあまり関係なくです。この情報をつかんだ私は、親戚が来る日の早朝、その前の深夜から釣ってみたいと出かけてみました。

※2月20日の釣果

乗合船が出船する前

釣り始めてみましたが、思うようには釣れません。しかも型が小さくてわざわざここに来なくてもいい様な鯵しか釣れて来ないのです。「ありゃりゃ。これじゃ刺身は昨日(20日)に釣った分で賄うしかないな」と思いながら粘ります。そのうちに隣で釣っていた若手(私より若いのですが、此処に通った年数は私よりはるかに長い)がサビキオンリーで数を伸ばし始めました。

 

それを見ていて「サビキで喰ってくるなら、その方が手返しがいい」ということで私もサビキ釣りに変更します。変更といっても今回はかご釣り用の仕掛けは使わずサビキにただ餌を刺しているだけでしたから餌を刺さないだけのことです。今日は餌を刺した針とそうでない針を比べれば甲乙つけがたい結果でしたから私も餌を刺すことに疑問を持っていたんですが・・・

 

餌を刺さなくても釣れ渋っていることに変わりはなくて、ひたすら餌やりの状態が続きましたが「そろそろ朝マヅメ」という時間帯になってやっと釣れ始めましたよ。入れ食いというには程遠い程度ですが、一投一尾の状態が何投か続き、今回の刺身用は確保できたのでホッと一息です。更に追加したいと頑張っていましたが、魚がかかってサビキが縺れてしまいました。普段ならすぐにサビキを交換して投入するのですが、3連チャンと夜明け前が重なってボーっとしてたのでしょう。解こうとしてしまい貴重な地合いを逃してしまったんですよね。ハッと我に返って仕掛けを交換しましたが、時すでに遅く時合いは終了していました。

3日続けて良かった

※2月22日の釣果

何とか面目が保てる程度の数が揃いました。(もちろん宴席以外の家族の分も)深夜-早朝の釣りは少し敬遠していましたが、日高港湾に通うとすればこの時間帯になりますので、よくよく考えれば変わりないんですよね。しかも釣り場に着いた時には半夜組が粘って座っていることもありますので、状況を聞くこともできそうですね。

 

「半夜が駄目なら早朝で」昔、水前寺清子が「東京が駄目なら 名古屋があるさ・・・」なんて歌っていましたが、物は考えようですね。「半夜が駄目なら 早朝があるさ・・・」浜の鯵は型が小さいし。日高港湾に移動する前のあと少し此処でやり続けてみたいと思います。

では、また。

 

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