暗くなるのが早くなりました。
一時は下がっていた海水温も戻って、
鯵釣りにはコンディションが良くなりました。
「今日は師匠も参戦」と言うことで、釣る気満々です。
二人のオジサンが例のソリを引いて陽気に釣り場に向かう姿は
想像しただけでも寒気がしませんか?
因みに師匠のソリは青で私のソリは赤です。
二人並んでご機嫌で釣り座に向かいます。
暗い画像
暗くなるのが早くなって
今まで釣り座を整えてから写真を撮っていましたが、
それでは、今回のように暗い画像になってしまいます。
皆さんには申し訳ありませんがご辛抱ください。
次回からは少しでも明るいうちに先に撮影してから
釣り座の設営に臨もうと思っています。
流木を集めて焚火
「寒いから気を付けてね」と嫁さんが声をかけてくれますが、
実のところ防寒着を着て浜で投げていれば全く寒さは感じません。
それどころか今日のように海水温が戻っていれば
浜辺は暖かく汗をかいてしまいます。
その「汗をかいた後始末」が悪ければ体が冷えますが、
体温の上昇に合わせて着ているものを調節すれば
冬の夜釣りも快適に過ごせます。
これも北風が背中から吹く「煙樹ヶ浜」の有難いところですね。
この釣りを始めるまでは「流木を集めて焚火をしようか?」
(広い浜ですから、問題ないでしょう?)
「ホッカイロ」等を準備しようか?等々考えていましたが
今のところは必要ありません。
もしも2月ごろまで鯵が釣れ続ければ、
暖を取る方法を考えなければなりませんが、
話を聞けば「釣れて1月中頃まで」と言うことなので、
そんな心配は要らないかもしれませんね。
師匠の流儀
師匠もはりきっています。私より6歳年上です。
師匠には師匠の流儀があるらしく私のように
「出たとこ任せの釣り」ではありません。
キチンと準備して、暗い中でも迷わないように道具の配置も整えて。
釣り竿の位置や水を汲んだバッカンの位置も
いつもと同じように置いています。
餌は「新鮮なものの方がアミエビの発光か良い」と言うことで
その場で解凍して使います。
集魚剤は入れずにアミエビの水分はザルで捨てます。
丁寧にアミエビの形をなるべく壊さないようにカゴに詰めて投げます。
「そりゃ他人より釣れるはずです」
釣れたら釣れたで1尾ずつ道具で締めて海水を汲んだバッカンで血抜きします。
それから氷の入ったクーラーへ。
一度クーラーの中を見せてもらいましたが、
鰺がキチンと頭を揃えて整列して並んでいたのには驚きました。
まるで「魚屋のショーケースの鰺ように」です。
私も良い師匠の弟子にしてっ貰えて光栄ですが、
あまりにだらしないのでいつ破門になるかもしれません。
ま、師匠はその点は寛大で
「釣りたいように釣ったらいい」という方針らしいです。
ただ、割込みや釣り場のゴミ、適度な間隔
「後から入るときには必ず声掛け」
「これらは最低のルールだ!」
と厳しい師匠です。
ジョーズ襲来
釣り始めてから1尾目までは意外と早かったです。
4投目位から釣れたかな?でもあとが悪かった。
「ジョーズ(サメ)」の襲来です。
師匠も言いますが
「大きい鯵を狙って持って行く」
そうなんです。
「良いのか釣れたぞ!」
と良い手応えで巻いていると
突然重くなって(ドラグが鳴ります)そのあと急に軽くなる。
獲物だけ持って行けばいいのに
針や悪ければ仕掛けや錘まで持って行きます。
私も一度ありましたが、道糸ごとウキや色々付いたまま切られました。
今日も仕掛けを2セット交換しましたし
錘も2個やられました。
鯵だけで助かったことも何回かありましたよ。
しかも(初めに書いたように)大きな鯵に限って持って行かれるので
「釣果は小さい鯵だけ」と言うことになってしまいます。
これ位にしとこうか?
ジョーズにやられながらも午後8時頃まで釣りました。
もう少しやれば釣れたんでしょうが、
師匠と顔を見合わせて
「これ位にしとこうか?」
と言う感じで納竿としました。
師匠には数は聞きませんでしたが、隣でしたから解ります。
おそらく私の倍は釣っているでしょう。
私は(自分でいつも言っているんですが)師匠の半分釣れたら及第点です。
16尾でした。
「残りは明日に置いておきます。(釣り人のいつもの負け惜しみですが・・・)」
大きいのが3尾あったかな?
金曜だから孫が来ていて帰ったら刺身になるでしょう。
釣果よりも楽しい釣りで満足できました。
では、また。
※道具ではなく手で締めたために形の崩れた鯵が幾つかあります。