昨日は野暮用があって名人に同行できませんでしたが、
彼は2時間ほどで30尾の釣果だったとか?
比較的波は高かったらしいのですが、鯵も秋のシーズンに入ったようで
楽しい釣りができたらしい。
久しぶりにソコソコ釣れたので、上機嫌で電話をかけてきていました。
彼は、もう80歳近い年齢なのでLINEやメールと言うものには縁がない。
何かあれば電話が唯一の連絡手段になります。
・・で普段は滅多に連絡してこない彼が2回も電話をかけて来たのだから
余程気分が良かったに違いないですね。
そしてご想像通り「明日の夜も行くど!」と決め台詞です。
もちろん私も久しく「気分のいい釣り」から遠ざかっていますので、
快諾しましたが、果たして思うような釣りができればいいのですが・・
今年は季節の進みが遅いのか?
もう9月も半ばになるというのに近くの港に恒例の
太刀魚の接岸がまだありません。
ベテランたちの話では「遅れる年もある」「10月初めにはやって来る筈」
と落ち着いていますが「それにしても遅い!」
去年の記録を見ても8月の末には兆しがあったし
その前の年には9月の今頃には下手な私でも何尾か釣っていました。
「温暖化の影響か?」私が心配しても始まらないようなことまで気になります。
ツイッターなどでは太刀魚の話題がチラホラと目立ってきましたが、
「屈指の釣り場と(私が)自負する岸壁に太刀魚がまだ来ない」
というのはどういう事なんだろう?
先日の台風11号の接近では海水が十分撹拌されなかったようで
海中の季節の進行が少し足踏みしているのではないか?
と言う気がしています。このまま取り立てて撹拌の機会が無ければ
海中の季節はこのままゆっくりと進むんじゃないのかな?
過去にはそういう年もあったはずだし、
時期が来れば気温も水温も下がるはず。
じっくり楽しみに待ってみましょうか?
台風に悩まされ
「台風に悩まされた」というのは「大きな被害にあった」
と聞こえてしまいますが、台風は直接の被害が無くても
その影響で海での計画が台無しになってしまいます。
勿論私たちはただの趣味の釣りですから世の中を驚かすほどのことは
全くありませんが
仕事で海での計画がある人や漁師さんなんかの
被害は大きいと思います。私たちでさえ暫くは竿も出せていません。
小さなことかもしれませんが、餌の消費だって進みません。
ヘタッピイの私なんかにして見れば、仕掛けもロストしませんから
経済に貢献もできていません。
こればかりは誰かにお願いするわけにはいきませんが
台風も、もう少しは間隔を空けて発生してくれれば
海も穏やかさを取り戻す時間があろうというモノを
こう短い期間で発生を繰り返されたら
釣りに出かけることもできません。
満月と名月
昨日がそうでした。
「今年は珍しく満月と名月が一致した」という話を
ラジオかなんかで聞きました。「中秋の名月が満月」今年の次は2030年とか?
「え?満月と名月はどこかちがうの?同じじゃないの?」
私なんかは「9月の満月が中秋の名月」なんて単純に理解していましたが
どうやら事実は違っているようなんですね。
ま、どちらも地球の周りをまわっている月の話であるということは
間違いないらしいのですが、その見え方の問題らしいんですね。
(中秋というのも新暦の9月に限らないようなのですがその話は別の機会に・・)
名月というのは「陰暦の十五日の夕方」に出る月という決まりらしくて
その「陰暦の十五日の月とは月齢14日を含む日の月」と決められているのですが
「現実の満月が必ずしも月齢14日であるとは限らない」ようで「13.9日から
15.6日の間で変化している」らしいんです。
つまり満月には13.9日の満月もあり、15.6日の満月もあるという事で
名月が「月齢14日を含む日」ということは月が出ている間にも
時間はどんどん過ぎていきますから月齢13.9日なら
月が出ている間にも「月齢14日」の瞬間はありますが、
月齢15日で月が出たらそれは満月であっても
もう名月ではありません。なんなら月齢に関係なく
「満月が名月」と決めてしまえばいいのにねえ。
さて実釣は
昨日の名人の活躍の話に触発された私は、明るいうちから釣り場に向かいます。
釣り場に着いた頃はちょうど夕暮れで浜からすれば西側になる
日の岬の後ろの山に沈む夕日が赤くきれいです。
冬になればこの夕日が日の岬の向こう側に沈んでいくんです。
地球の運航の不思議ですよね。
急いで準備を始めたころにはルアー釣り師は何人か居ましたが
これから半夜釣りというのは私一人でした。
暫くして準備ができたころに左側に一人、5投ほどしたころになって
右側に名人が竿を出しました。
暗くなってやっと釣れ始めたころに「ピカッ」と稲光が
始めは「目の錯覚か?」と思いましたが、ポツポツと降り始めて
その頃一尾目。「このまま止んでくれたらいいのになあ」
と思いながら釣っていると更に雨粒が大きくなって、その頃2尾目。
もう一尾追加したころには更に降りそうな雰囲気になってきたので
断腸の思いで納竿としました。
止めていなければ昨日の名人ほどに釣れたかどうかは
分かりませんがさらに何尾かは追加できたはずでしたので
残念でしたが、浜で隠れる場所もないし安物でもカーボン製の竿を
使っていますので用心するに越したことはありませんよね。
では、また。
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