厳寒の中の釣行記:久々のアジ釣りと予想外のゲスト

厳寒期に加え、最強寒波の影響もあり、なかなか思うように釣行できない日々が続いていました。長年通い慣れた釣り場にも足が遠のき、冬の釣りの醍醐味をしばらく味わえずにいました。
とはいえ、釣り好きにとって、寒さや風が理由でまったく竿を出さないというのも寂しいもの。そんな中、北風が強い日でも風裏となる釣り場が近くにあり、そこではこの時期カマスがよく釣れることで知られています。ただし、人気のスポットゆえに、普段は釣り人でいっぱい。なかなか釣り座を確保するのも難しいのですが、さすがに寒波と強風の日となると人出も減るため、ここぞとばかりにカマス釣りに足を運んでいました。
久々のアジ釣りを計画
そんな中、昨日あたりから寒波が少し緩み、ニュースでも「寒さのピークは過ぎた」との報道が流れました。北風も若干弱まる兆しが見えたため、久しぶりにアジ釣りに行こうかと考え、2〜3日前から天気予報とにらめっこ。時合いは午前6時半ごろからと予想し、それに間に合うように準備するつもりでした。
ところが、当日の朝、目覚まし時計を止めたまま二度寝してしまい、大寝坊。起きたのは午前5時過ぎ。大慌てで着替え、道具を準備して釣り場へ急行しましたが、すでに午前6時を回っていました。

いざ実釣開始!しかし……

釣り場に到着し、急いで準備を整えて竿を出してみるものの、すでに来ていた釣り仲間の竿もまったく曲がっていない様子。午前7時前になってようやくポツリポツリと釣れ始めたものの、全体的にはかなり渋い状況。
夜中から釣りをしていた知り合いに話を聞くと、午前2時から6時までの4時間でアジがわずか4匹。他の魚はまったく釣れなかったとのこと。
夜が明け、辺りの景色が見え始める頃になっても状況はあまり変わらず。釣れるには釣れるものの、数は伸びず、辛抱強く待つ時間が続きました。
釣果と反省点

そんな中でも、最終的な釣果はアジ14匹。加えて、なんとイレギュラーでタチウオが1匹ヒット。これはアジ用のサビキ仕掛けに偶然引っかかって釣れたもの。タチウオがサビキに掛かることはそう多くないため、驚きのゲストでした。
ただし、今回の釣行での最大の反省点は、やはり寝坊。時合の始まりに間に合わなかったことは大きな痛手でした。また、最近の日曜日は多くの釣り人が訪れ、大量に撒き餌をして釣りをするため、翌日の月曜日や祝日明けは魚の食いが渋くなる傾向があります。今回の渋さも、その影響が出ていたのかもしれません。
とはいえ、釣りにおいて「釣れない日」もまた楽しみの一つ。次回こそは寝坊せず、しっかり準備して挑みたいと思います。
では、また。
