「荒れる前 今日が最後と 竿の列」日高港湾の鯵釣り 和歌山県

台風8号が真南に在ります。距離は少しありますが、西に回り込んで2~3日のうちに接近してくる様子です。

「台風前の釣行は今日が最後になってしまうかも?」心配すればするほど釣りに行かなければ損をしたような気分になってしまいます。

皆がそんな風に思ったかどうかは分かりませんが今朝の日高港湾は午前3時の時点でほぼ満員御礼の大盛況です。

フェンス際から数えて2つ目と3つ目のビットの間に大きな砂山が出来ています。(これは昨日入港した運搬船が下したものでしょう)

そのせいもあってか?釣り場は超過密状態です。

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入れて貰えました

地元組の私が、大阪から来た釣り師のご厚意で少しの隙間に入れて貰えました。

「有難うございます」フェンスに近い釣り座ですから「明るくなってからの釣り座」です。

暗い内はどんなに内陸側が釣れても見ないふりで耐え忍ばなければならない釣り座でもあります。私を入れてくれた沖側(左側)は、此処では有名な女性釣り師です。

 

サビキ釣りの達人で彼女の粘りと技術には男性のベテランでも舌を巻くほどの凄腕です。右側はこの方も大阪方面から来た若者ですが、竿を何本か準備してその中から合ったものを選んで使うような熟練者です。

 

左のレディーは暗い内からズボで釣っていて明るくなってくると同時に爆釣モードに。右の若者は投げサビキで暗い内は釣れませんでしたが、明るくなってからはツバス(ブリの幼魚)やシオ(カンパチの幼魚)をあれよあれよと釣りまくっています。

試行錯誤

間に挟まれた格好の私は年齢こそ数えていますが、釣り歴1年の駆け出しですので、色々とアドバイスをいただきながら初めはズボで、途中に投げサビキ、再びズボ。最後にまた投げサビキ。

と試行錯誤しながらある程度の釣果を上げさせてもらえました。

持ち込んだ3kgのアミエビを使い切る午前9時頃まで「釣れる頻度は中盤より後の方が良かったかな?」「はじめチョロチョロ、中もチョロチョロ、終わりがドンドン」で終わりのころが面白かったです。

釣りあげた感

私に釣れたのは、ズボでは鯵、投げてツバス(ブリの幼魚)です。特に投げサビキでは最長で30cm程度の魚体が3連ということが2回あって、重量的にも「釣りあげた感」を十分味わえました。

煙樹ヶ浜の鯵釣りも年末ごろには大型の鯵が釣れますが、殆どが1連で2連や3連は滅多にありません。鯵で言えば今年の4月だったかな?

 

同じく此処「日高港湾」で30cmクラスの鰺を4連で釣って1.5号の竿を重みで折ってしまったことが、私の重量記録でしたが、今朝のはツバスで横走りも強いので今までの重量記録に匹敵する手応えが味わえましたのでかなり満足できました。

ツバス・・・

ぶりになれば旨い魚ですがそこまで大きくなるまで派脂ものらずにそれほどうまい魚ではないという評判です。生姜を入れて醤油煮にすれば何とか食べれるかな?程度に話す人もいます。

 

料理に堪能な人に聞けば、久世は無いけど旨味に欠けるような魚はカルパッチョがおススメだとか?早速作って食べてみました。

 

本格的な酢や香辛料は手元に有りませんでしたが手持ちの調味料とあり合わせの玉ねぎでで十分美味しかったですよ。お試しあれ!さて、あしたは台風かな?行けるかな? 

 

では、また。

 

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