どこで生まれて育ち 何年くらい生きて どんな大きさになるのか
知っておきたいと思って調べてみました。
味が良いからアジ?
鯵の名前の由来は諸説ありますが、
私は旧暦の3月(新暦では5月)が旬だから魚へんに参で
「魚大好き人間」として納得いくような気がします。
鯵の仲間は多くいますが、
日本では「鯵と言えば真鯵」を指すことが多いです。
一般に遊泳力は高く動きは素早くて食性は肉食性。
小魚・甲殻類・貝類・頭足類等の小動物を捕食しています。
鯵の特徴は、
体側の側線上に鋭い突起をもつ稜鱗(りょうりん=ぜいご)が発達することで
アジ科の他の亜科と区別されます。
稜鱗は種類によって並ぶ長さや幅が異なっているようです。
体長は最大50cmくらいまで大きくなるようですが、
漁獲されてよく目にするのは30cm位のものまでが多いようです。
「クロアジ」「キアジ」
真鯵はその生態によって大きく2種類に分かれて、
浅海の岩礁域に定着する「居つき型(瀬付き群)キアジ」と、
外洋を回遊する「回遊型(沖合回遊群)クロアジ」があります。
沖合を回遊する
「クロアジ(回遊型)」は身体が細長くて
脂肪分が少なく寄生虫が居ないと言われています。
(全くいないわけではないかもしれませんので、
少ないといったほうが正しいかもしれませんが。)
比較的沿岸の浅海域に生息する
「キアジ(居つき型)」は身体の背部が黄色みを帯びて、
よく肥満して脂肪分が多く
消化管の表面に寄生虫が寄生していることが多いということです。
産卵期は
産卵期は地域の気候によって異なり、
東シナ海では1月ですが北海道では8月となります。
早春の東シナ海で仔魚・稚魚が多数見られることから、
回遊型は東シナ海で産卵し、
これらが黒潮に乗って東アジア沿岸域に分散すると考えられています。
孵化後2-3年で成熟し、
寿命は最長12年という記録があるそうです。
釣って食べる
大きいものは一本釣りでしょう。
中型小型はサビキ釣りが主流ですね。
「カゴ釣り、ウキフカセ釣り、延べ竿のウキ釣り」も勿論OKです。
近頃では、ルアー釣り(アジング)などもファンが増えているようです。
真鯵の身はピンク色で、
クロアジ(回遊型)は漁獲量が多いですが身の脂が少なく、
キアジ(居つき型)は漁獲量が少なく脂の多い身です。
白身魚と赤身魚の中間の身質で青魚の一種に数えられます。
料理は、
唐揚げ・南蛮漬け・フライ・塩焼き
煮付け・刺身・たたき・寿司種・干物
つみれ などと幅広く、大きさによって調理法も異なります。
例えば房総半島周辺のなめろう等、郷土料理も各地にあるようですね。
今のところの私の釣果では
「唐揚げ・南蛮漬け」が良いところです。
「刺身・たたき・寿司種」などと贅沢は言いません。
出来れば
「フライ・塩焼き・煮付け・干物」あたりにはたどり着きたいものですね。
では、また。
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