日曜日の朝です。
3日続いた砂利運搬船の入港も一旦終わりましたので、
今日船は接岸しないでしょう。
ただ一つ、気になることがありまして、
以前に一度書きましたが、
大きめの石を積んだ船が近々やって来る予定があると言うことです。
どちらにしても、週に一度か二度は砂利運搬船が着くのは
貨物港の役目ですから仕方のないことです。
今日は、太平洋側は、天気がいいのはありがたいのですが、
北風か強い予報ですね。
午前中には風速10m以上の北風が吹く予報が出ていますので、
長い竿では釣りにくい位になるのかなあ?
ウキをつけて投げるのは難しいかなあ?
午前1時までに岸壁に来ましたが、
既に5~6組の遠来と思われる釣り師が場所取りをしています。
そのうちの一人が話し掛けてきましたので聞くと、
やはり1ヶ月程度前に来て良い思いをしていたんでしょうね。
今日も釣る気満々ですが、
果たしてこの風を攻略する方法はあるのでしょうか?
釣一応準備だけはしておきたい
釣れ始めは午前6時前後からでしょうか?
私は午前5時から釣り始めるつもりですが、
一応準備だけはしておきたいと思います。
朝の時合いが短いのは分かっていますので、
暗い内にでも釣れる兆候があれば少しでも釣っておきたいと思います。
釣れ始めたらすぐにでも取りかかれるように
(今日使う予定の)竿を2本組み立てておきます。
その上でポータブルラジオを聞きながら車で仮眠します。
携帯電話のアラームをセットしなくても
深い眠りに入ってしまうことはまずありえないので
アラームはセットしないでおきます。
少しうとうとしながら眺めていても
風が強くなるばかりで釣れている様子はありません。
時間の経過が遅くて
仮眠を始めたのは午前1時半頃だったでしょうか?
このままの体勢で午前4時半頃まで待つわけです。
仮眠時間は3時間程度でしょうか?
完全に眠れれば「3時間の経過を」僅かな時間としか感じないわけですが、
目が覚めた状態若しくは浅い眠りを
何度かずつ繰り返している私のような仮眠の場合には
時間の経過が遅くてたまりません。
深夜ラジオを聞くことで少しは退屈しのぎにはなりますが、
この場所取りで待つ間の時間がもったいないというか?
飽きて来るというか?
「寒い我慢よりも待つ我慢の方が大変」ということが
身に染みてよく理解できました。
アタリが解りづらい
予定通り午前5時から釣り始めます。
風が強いのでカゴ釣りはせずにサビキ釣りで通します。
こんな悪条件の中でもやはり午前6時前から釣れ始めました。
竿を手持してアタリを手の感触てとって釣るつもりですが、
風の影響で小さな鯵のアタリが解りづらい程です。
なんとか小さな鯵を3尾釣った後が続きません。
「鯵の時合いが終われば鯖かな?」と思って
棚を浅くしてウキを付けて逆風に逆らって投げてみましたが、
小さなマルアジが1尾釣れただけで鯖の気配もありません。
何度か投げ返しているうちに隣の釣り師にサバがヒットしました。
「棚は?」と聞くと「あんたに教えてもらった3ヒロ!」と言います。
「同じ棚だからこちらにもチャンスはある筈!」と投げ返しますが、
それっきりで隣にも私にもアタリは無く
完全に明るくなってしまいました。
昼が近づけば少しは風も弱くなると思いますが、
「あっさりと諦めてこそ明日があるような気がしますので」
さっさと片づけて帰ってきました。
「しかし、凄い風でしたよ」
では、また。