「釣った魚の保存と活用法|アジの干物を自宅で簡単に作る方法」

こんにちは!私は普段、釣果をTwitterでも報告しているのですが、フォロワーさんからよく「そんなにたくさん釣って、その魚はどうしているの?」という質問をいただきます。今回は、私が実践している魚の保存方法と、特にアジの干物の作り方をご紹介したいと思います。

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釣った魚はどうしているの?

まず、釣った魚は以下のように分配・保存しています。

親類や知人にお裾分

これまで何度か差し上げて喜んでくれた方々(親類、親、娘など)に電話連絡を入れて、必要な分をお渡しします。

自家消費

その日の食卓に並べたり、次回の釣行までに食べきれない分は加工・保存します。

保存方法

○干物にする(塩干し、みりん干し)

○冷凍保存(魚種ごとに適した方法で処理)

☆アジ → 開いて冷凍

☆タチウオ → 加熱調理しやすい形にカット

☆カマス → 内臓・エラを抜いた状態で冷凍

これらを適切に処理し、空気を抜いた状態で冷凍すれば、半年ほど経っても美味しく食べられます。都会に住む親類に干物を送ることもありますが、いつも「美味しい!」と喜んでもらえますよ。

アジの干物(塩干し)の作り方

今回は、我が家のやり方ですが、アジの干物作りをご紹介します。皆さんもぜひ試して、ご自身のスタイルにアレンジしてみてください!

1.魚を選ぶ

釣ってきた魚の中から、干物に適したサイズのものを選びます。今回は中くらいのアジを使用します。

2.捌く

片身だけ背側から包丁を入れ、開く(完全に切り離さないように注意)。

内臓を取り、腹皮(黒い薄皮)があれば綺麗に取り除く。

ぜいご(尾の付近の硬いウロコ)を取る(お好みで)。

冷水できれいに洗い、水分をしっかり切る。

3.塩水に漬ける(タテジオ)

塩水の割合:

水500ml

塩大さじ2

この塩水に1時間ほど漬けます。塩加減はお好みで調整してください(辛すぎたら時間を短縮、薄ければ延長)。

4.乾燥させる

屋外で干す(本来の方法)

一夜干し → 夜に干して翌日取り込む

昼干し → 1~2時間風通しの良い場所に干す

冷蔵庫乾燥(我が家の方法)

現在は屋外に干しづらい環境も多いため、冷蔵庫で1~2日乾燥させる方法を採用。

食品が乾燥しやすい冷蔵庫内の環境を利用する。

5.焼いて食べる!

1日程度冷蔵庫で乾燥させたものは、本格的な干物とは少し違いますが、十分美味しく仕上がります。風味を強くしたい場合は、さらに1日乾燥を延長したり、短時間だけ風通しの良い屋外に干すのもおすすめです。

6.保存方法

食べきれない分は、焼く前に冷凍保存すれば長期保存も可能。冷凍した干物は遠くの親類や知人にも送ると喜ばれます!

まとめ

アジの干物は、日本の朝食の定番ともいえる一品。たくさん釣れた時は、大きさに関わらず工夫次第で美味しい干物が作れます。ぜひ自分なりの「いい塩梅」を見つけて、釣った魚を美味しく楽しんでください!