おかず釣り師が行く!「数釣りより型狙いに通っています」鯵釣り

ここ暫く20cmちょいの鰺の数釣りを楽しんでいましたが、

そこに「尺越えの鰺が出る!」との情報が聞こえてきて、

ここ2回ほど時間を見つけてはそちらの釣り場に通っています。

釣れ始めたのが6月も半ばという事で

比較的(釣れ始めから)日の浅いうちに情報を入手できました。

ただ、期待していたような爆釣には縁遠く

(私の行ってない日にはよく釣れた日もあったらしい)

1回目の釣行が2尾。2回目の今朝も2尾の釣果だったわけで、

まだまだ夢がかなったとは言い難いところなんですが、

20cmちょいの鰺とは次元の違う尺超えの鰺の引きも味わえましたので

少し記事にまとめてみました。

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今回は長時間

このデカ鯵の釣り場は自宅から10~15分のところにある大型港湾施設の岸壁です。

前回(一度目)は初めから夜明け近くの時間帯を狙った釣行計画だったうえに

私の寝坊も影響して短時間の釣りになりましたが、

それでもデカ鯵と中くらいの鰺の2尾をゲット出来て満足な釣りになりました。

 

私以外の深夜から竿を出していた面々はそれなりの数を釣っていて

「(今から思えば)たぶんよく釣れた日」だったんじゃないのかな?

で、その日は「私が釣り座に着く少し前(午前1時~2時頃)によく釣れた」

と小耳にはさみましたので、今回(2回目)は

「此処に釣行するなら午前1時より早く釣り始めよう!」と決めていました。

 

この時間から釣り始めれば、夜明けのころまで約4~5時間の釣りになります。

最近の私の釣行時間の傾向からすれば長時間になります。

釣りを始めたころには7時間や8時間釣りっ放しという事もしばしばでしたが、

最近は2~3時間が殆どでしたので

餌の量やヘッドライト用電池の寿命など改めてチェックが必要ですね。

また、梅雨の時期ですから雨合羽の準備も要りそうだし、

雨が降らなければ降らないで蚊取り線香の準備もしなければ・・。

やはり鯵は湾奥にいたのか?

1回目の時もそうでしたが

「普通によく釣れる日には港の出口に近い水深のある釣り座が良い」

というこの釣り場の法則みたいなものがそのまま適用できますが、

そんな日も含めて意外にも湾奥に近い比較的水深の浅い釣り座に

深夜に近い早朝の鯵が居ることがあります。

 

これはイレギュラーといっても半ば知る人ぞ知る現象で、

この釣り場に長く通う人たちは

釣り座争奪競争の激しい(水深の)深い釣り座には目もくれず涼しい顔をして

コッソリ?と湾奥で良い型の鯵を多数釣りあげているんですね。

「意外にも深夜帯の鯵は湾奥にいる」というイレギュラー??が

今回もヒットしたような釣果の話を後から聞いたんですね。

 

この裏技的な釣り座の選び方は経験?度胸?がないとなかなかできません。

やはり深い釣り場は競争が激しいだけにそれなりによく釣れるからです。

そして湾奥の釣り座にはハズレという場合がある。

このあたりの釣り座選択の決断をベテランたちは見事に下しているようです。

最近はイカ餌

今回の尺鰺狙いの釣りは、

私の大好きなサビキ釣り(投げサビキ)ではなくてカゴ釣りで釣っています。

カゴ釣りはサビキ釣りで喰い渋るときの奥の手みたいな釣り方になります。

やはり疑似針よりも本物の餌には敵わないということなんですね。

 

ただ、カゴ釣りも遠投となれば刺し餌が落ちたり外れたりしていないか?が、

私は一番気になります。「もしかして刺し餌が付いてないんじゃないか?」

と気になっていつも早めに仕掛けを上げて確認してしまいます。

「そんなに上げてばかりいたら、魚が食らいつく間がない」と名人にはいつも笑われます。

「手返しが多くていいやろ?」と強がりを言っていますが、

実は餌がきれいにシッカリと針に刺せているか?自信がないんですね。

 

そんな私の不安を一掃できるのがイカの切り身です。

私はスルメイカやヒイカの胴の部分を使っていますが、

餌持ちがよくてオキアミに引けを取らない喰いの良さです。

オキアミのように丁寧に針一杯に通すことがなく、チョンがけで済むことも有難いですし、

少々強く投げても餌が外れることもない。

私なんかはサビキと変わらず餌が付いている以上頻繁に

イカの切り身を交換することなく(外れるまで)撒き餌の補充だけで釣り続けています。

鯵は春~夏が旬

鯵は日本の沿岸ではほぼ1年中釣れる魚だとネットの情報で知りました。

実際に私も年中釣っています。

そんな鰺にも旬というものがあって冬の寒い時期には脂がのって・・と思っていたら

実は春先から夏の間、特に5~7月のころが旬らしいんですね。

 

5~7月といえば梅雨の時期。

やはり沿岸で暮らす鰺には梅雨の雨によって

丘からの栄養分が海に流されてくる頃が一番体に栄養が溜まっているのかな?

今釣れている鰺は寒ブリのように脂がタップリ!というほどではありませんが

割と肥えた魚体が多いような気がしますし刺身にしても身に味が確りあるように感じます。

 

ま、自分で釣った釣りタテの鯵は何時の季節でも美味しいんでしょうけど

「今が旬」と言われたら特別に旨い気もします。

今釣れている鰺の魚体も大きいですから旨味が小型の鯵より強く感じられても

それは不自然ではないですよね。

どちらにしても私にとっては尺越えの鯵は貴重ですから

釣れているうちに一回でも多く竿を出したいと思っています。    

 

では、また。

#鰺釣り#サビキ釣り#カゴ釣り#波止釣り#遠投#大雨#濁り#台風

おかず釣り師が行く!「釣りたければ、魚の居るところで釣れ!」か?