「サーフサビキ」浜から鯵を釣ってみよう!第2章

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仕掛け

夜釣りは暗いので電気ウキが必要!

冨士灯器 FF-B10LG 飛ばし電気ウキ 10号 緑

広い浜を相手に釣るのですから「寄せて釣る」釣り方が基本になります。

鯵釣りの場合、カゴ釣りとサビキ釣りの二通りの釣り方が一般的ですが、

ここでは、私が今やっている「サビキ釣り」について書いていきたいと思います。

サビキ釣り 基本的な考え方は波止からのサビキ釣りと何ら変わり有りません。

「撒き餌で寄せて擬餌針で釣る」ということですが、

夜釣り若しくは暗い内の釣りですので夜間対応のサビキが必要になります

。その上に浜からの遠投ということになりますから電気ウキが必要です。

私は、基本的に上カゴ仕掛で釣っていますが、予備に簡単な下カゴ用撒き餌かご

(10号の錘付きサビキかご)を準備していますので錘は10号に統一しています。

カゴもプラスチックのロケットかご(軽い)を使用しますのでウキは10号です。

細かなことを言えば中通しのウキの方がバランスが良くて

遠投や取り込みもスムースなのですが、(私は目が良くないので)

視認しにくく今は明るくて安価なウキを使っています。

サビキは最初は市販品、慣れれば自作も楽しいかも!?

ハヤブサ(Hayabusa) 飛ばしサビキ 蓄光スキン レッド&フラッシュ 10-5

私はサビキは自前のサビキです。自前と言っても擬餌針は市販のもので、

ハリスと幹糸をフロロで作っています。また、夜間のメンテナンス性を考えて

スナップ付きサルカンに大きめのモノを選んで使っています。

鯵は口が弱いので対策が必要!

ヤマシタ(YAMASHITA) ゴムヨリトリ R/RS 2mm 50cm QGRRS250

「PEラインで鯵を釣る場合にショックリーダーをナイロンで長めに」

と考えてやってみましたが、それでもバラシが多くクッションゴムを繋いでいます。

ゴムより下に錘が来るのが気になるところですが、テンビンを使った

大きな仕掛けになるのを避けたいので今のところそうしています。

クッションゴムも自作品です。CDプレイヤーの修理などで使うゴムパーツ

~自作用のゴム紐??がありましたのでこれを使って作っています。

ゴム製品としては比較的高価なものですので、細いですが強く

5号のフロロ幹糸が切られたときにも持ちこたえてくれました。

伸縮性も申し分なく鯵の尾びれの振動まで伝わって来ていたのが

ずいぶんマイルドな感じになってバラシも激減しました。

※参考にどうぞ!

釣り方

釣り方は「投げて釣る」そのものです!

ダイワ(DAIWA) スピニング ロッド リーガル 3-53遠投 釣り竿

投げサビキ釣りのセオリー通りだと思います。

※棚はウキから仕掛けの始まりまでの長さをヒロ単位で表現しています。

1ヒロ=約150cm

 

●なるべく同じところに投げて撒き餌を効かせる。


●釣れないときは、左右、遠近と探って釣れるポイントを探し出します。


●魚が散ってしまわないうちの手返しを心掛ける。


●できれば初めはミックス(擬餌針の色)のサビキで、

釣れる色が判明すれば統一した擬餌針の付いたサビキに交換する。

※私は、たいていピンク系と白系を交互にミックスしたものを使っていて

途中で交換することはあまりありません。

 

●撒き餌カゴ
私はL寸(半分くらいで普通サイズ=M寸の量です)のロケットかごを

使っています。魚が寄って釣れ始めるまでは撒き餌を満杯

(8分目が満杯と考えています)に詰めて投げています。

撒き餌が出る穴も全開です。釣れ始めれば撒き餌は半分くらい。

穴は全開のままです。投入してから釣れるまでの

待ち時間に合わせて穴の開け具合を調節します。

 

 

①待ち時間が長くても必ず釣れる場合(ポツリポツリ)は、

撒き餌は半分くらいで持続しやすいように少しだけ穴を閉じます。

だんだんと釣れなくなっていくようなら再び穴を全開にして撒き餌を増やしていきます。

 

②どんどん釣れる場合、所謂入れ食い状態のときは、

穴はそのまま全開で撒き餌をさらに減らしていきます。

減らしても釣れるようなら、3回に1回とか2回に1回とか

撒き餌なしで投げる回を入れていきます。

釣れ無くなれば「一連の作業」を繰り返します。

釣れるとき・釣れない時に考えることなど

●釣れる針の位置が一番上が続くなら少し棚を浅く、

一番下が続くなら棚を少し深くしてみます。

●棚が全く掴めないときは2ヒロ

(煙樹ヶ浜:特に今年は2ヒロ取ればほぼ底に近い棚になってしまいます)

から始めて半ヒロずつ浅くしていきます。

一番浅いときは仕掛けの直上にウキを付けて釣ったこともあります。

それでも釣れないときは再度繰り返します。

何度か繰り返しても釣れなければ、最初の棚に戻って暫くそのまま続けて見ます。

ボーズの少ない煙樹ヶ浜ですから探索作業の何処かで必ず喰って来ました。今までは。

●手返しは、なるべく釣れたらすぐに針から外して締める前に再投入を済ませます。

投入した後に獲物を締めても未だピンピンしていて鮮度に影響はありません。

ただ獲物が跳ねて海に落ちてリリースしてしまわないように注意が必要です。

浜は砂利が綺麗で魚が転がっても汚れることはありません。

万一汚れたり猫が狙っているような環境ならバッカンか何かに

一旦泳がせるなどの手立てが必要かもしれませんね。

撒き餌

シンプル イズ ベスト!?

ナカジマ NO.212 ロケットカゴ L

カゴに入れる撒き餌は、アミエビをそのまま詰めています。

具体的にはなるべく解凍した状態で持ってきてバケツにセットしたザルに

袋から出して入れます。ザルが水分を濾してくれますのでザルの中に残るのは

解けたアミエビだけになります。これを撒き餌カゴに詰めて投げます。

これまで色々試してきましたが、行き着くところ

(金額的にも、手間のかかり具合も)

「アミエビ単独の撒き餌が私のサーフサビキにはベター」という結論に

たどり着きました。「混ぜ物をした方がバラケが良い」ということも解りますが、

「持って行くものを少しでも減らしたい」ということからも「混ぜ物をしない派」

に属しています。


結論を先に書いてしまいましたが、撒き餌のアミエビに混ぜる素材は

色々試してみました。一番良かったと思えるものは「マルキュウの夜釣りパワー白」

次が「マルキュウの鯵ジャンボ」。でも夜だから「夜釣りパワー白」かな?

どちらも混ぜてから長時間経過したものより混ぜてすぐの方が

良かったように思います。アミエビの解け具合に合わせて

少しずつ混ぜるのが良かったかと。


比較的安価に手に入る混ぜものに「米糠」がありますが、

ザルで水分を濾さない派にとっては重宝な混ぜ物かも知れません。

アミエビのドリップを全部撒き餌に生かしたい面々には。

適度な濁りもあって高価な混ぜ物に匹敵、否、上回るかもしれません。

私もよくザルを忘れたりすることがありますので「荷物になるのは嫌」

と言いながらも車には1kgは常備して持っています。

その他釣行に必要なもの?あれば良いもの

半夜のサーフサビキに必要なものは、先に書いた竿やリールの仕掛け類。

カゴに詰める撒き餌。これ以外にはこれからの季節には防寒装備ですね。

寒い中何時間も一人で渚に座るんですから相応の防寒着や防寒長靴、

下着に至るまで防寒してし過ぎは無いでしょう。暑

ければ脱げばいいだけのことです。シッカリ防寒して釣行してください。

次に思い浮かぶのは、手拭きタオルですね。

これは2枚くらい持って行けばいいでしょう。1枚は使って1枚は予備に。

予備は濡れにくいところに保管するのが良いでしょう。

例えば竿ケースの中とか。

NINE FLOWERS LEDヘッドライト USB充電式 センサー機能付き 210g 90°調整可能 2つの18650バッテリー付き

それから、肝心なヘッドライト。最近はLEDの明るいものがありますね。

釣行時間に比べて十分な持続時間の確保できるものを準備することが肝要です。

「途中で真っ暗」なんて最悪ですからね。

あと、魚を締めるナイフ、針外し、カゴに餌を詰めるヘラ

(私はケーキ作り用の100均の金属ヘラ)を使っています。

クーラーは当然ですが、竿立て(重要アイテムです)、水汲みバッカン、

血抜き用のバッカンかバケツ。

長時間の釣りになりますので腰掛け※クーラーに腰かける人も多いですが、

頻繁に蓋を開けることになりますので別に準備した方が良いかもしれません。

で最後に「子供用のプラスチックのソリ」これは私が使っているだけで

使っている人が多い訳ではありませんが荷物を持って歩くより

ソリに積んで引っ張る方が楽ですよ。そして食べ物??

は手が臭いから必要無いでしょうが、暖かい飲み物はあった方が良いですね。

念のためにライフジャケット。サーフでも必要な場合があるかもしれません。

防寒にも役立ちますし。

だいたいもれなく書けたと思いますが、もれたものがあればゴメンナサイ。

普段のご自分の釣行時に持って行ってるものは勿論持って行ってください。

では、また。

#カゴ釣り#サビキ釣り#波止釣り#自作#おかず釣り#投げサビキ#ショアサビキ#遠投

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