「ハギ、キキョウ、クズ、フジバカマ、オミナエシ、オバナ、ナデシコ」そして「花紀京」


秋の七草です。

ハギ、キキョウ」が「花紀京(喜劇俳優)」に見えたのは

私だけでしょうか

話はそれますが、

花紀京は岡八郎とともに

吉本新喜劇の一時代を築いた喜劇役者の一人ですが、

この人が近代漫才の祖とも呼ばれる

「横山エンタツ」の次男だったことを

ご存知の方はどれ位おられるでしょうか?

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花紀京は

父の血筋か?花紀京は、

小さいころから寄席が好きでした。

(横山エンタツ)に芸能界入りを反対されて

関西大学仏文科に進学しましたが、

あきらめきれずに大学を1年で中退して家出してしまいました。

その後、劇作家「花登筐」に弟子入りして

OSミュージックの寸劇で初舞台を踏みます。

花登劇団「笑いの王国」に参加ののち

昭和37年に吉本興業に入りました。

芸名は本名の「京」に花登の「花」を貰ったうえで

「ききょう(の)花」を入れ替えた形の

「花紀京(はなききょう)」にしたということです

セリ、ナズナ、

セリ、ナズナ、・・・と春の七草はスラスラと言えますが、

秋の七草は「パッ」とは出てきません。

「食用の草木」が無い?からでしょうか。

食い意地の張った私ですから当然かもしれませんが、

なかなか出てこないですよね

「月見」に関係しているとしても

「おはぎ」「だんご」?

やっぱりそこにきます。

秋の七草は

「秋の七草」は、奈良時代の歌人である

「山上憶良(やまのうえのおくら)」が

万葉集において選定したものだとか。

それが

「秋の野に 咲きたる花を  指折り(およびをり)
かき数ふれば  七種(ななくさ)の花
萩の花 尾花葛花 撫子の花
女郎花 また藤袴  朝貌(あさがお)の花」

出典「万葉集」より・山上憶良(やまのうえのおくら)

この人が決めたということですので、

とりあえずはそのころから日本にあった草木には違いないということですね

「山上憶良」

山上憶良が万葉集において選定」と言うことは

歌集にあったということですね。

では、現代の歌集?と言えば

「俳句」なら季語でしょうか?

季語について調べてみると・・・

「秋」の季語だけでも書ききれないほどあります。

試しに「時候」の部分だけを書き出してみると

秋 初秋 文月 八月 立秋 残暑 秋めく 新涼 二百十日 ・・・

ずいぶんあります。

これが「時候」です。

これに「天文」「地理」「生活」「行事」「植物」「動物」と続きます。

誰が決めたのか知りませんが、

覚えるだけでも大変ですよね。

名月

秋と言えば「中秋」の名月ですね

中秋」は「陰暦の8月15日」の事ですし

仲秋」は「陰暦の8月」のことなんですね。

ただ「中秋の名月」は、きっちり

「旧暦の8月15日」じゃないこともあるんですね。

名月=十五夜=陰暦15日の夕方に出る月

と言う決め事はある様なんですが、

この「陰暦の15日」というのが曲者で、

必ずしも望 (満月)の位置関係(月と太陽が地球を挟んで真っすぐ向き合う瞬間)

同じ日になるとは限らず

(陰暦15日は月齢14.0を含む日:月の満ち欠け周期の半分は29.5÷2≒14.8)

また

「月と太陽が地球を挟んで真っすぐ向き合う瞬間」に

日本で月が見えるかどうかも分かりませんので

名月=十五夜=陰暦15日の夕方に出る月」と

決めることで解決しているもののようです。

彼岸花も咲いて

夏も終わり彼岸花も咲いて、

今年の中秋の名月」は9月24日です。

「翌日の9月25日が満月」と言うことで1日ズレています。

萩の花とススキの穂。

おはぎ?をお供えして「お月見」をしましょう。

追記:9月24日

寒冷前線で雨が降りそうですね。

今夜の月見はどうでしょう?

では、また。

コメント

  1. つばき より:

    こんにちは~
    花紀京さん、懐かしいです。
    最近若い人がカジュアルなファッションでニット帽をかぶっていますが、私はどうもあれをカッコよく見えないんです。その理由を「花紀京さんを連想しちゃうから」と、年下の友人に説明したところ、花紀京さんが通じないんです。若い人は知らないんだなぁ…。年を感じたひとコマでした。
    あ、ニット帽は嫌いでも、花紀京さんは好きです。

    • 管理人 より:

      みんな亡くなってしまいましたね。懐かしいですね。
      わたしは「おまんにゃわ」の井上 龍男(竜爺)もすきでしたよ。
      「ごめんくさい」は「チャーリー浜」でしたか?
      「ごめんください、どなたですか?かずちゃんです。お入りください。ありがとう」
      どんどん出てきてしまいますが、この辺で。
      読んでいただき「ありがとう。」これは、吉本ではありませんね。