おかず釣り師が行く!鯵の旬は6~8月というけれど「冬場も旨いよ」

釣りたてできちんと血抜きのできた鯵の刺身は美味しくて毎日食べても飽きることがありません。ただ、この鰺にも旬があって6月から8月の頃が旨いんだとか。


たしかにそのころの鰺は梅雨の時期で丘の方から川を流れて大量の栄養分が海に運ばれますから鯵も脂が乗って旨い筈です。ただおかっぱりで釣るこの時期の鰺はサイズが大きくても25cmクラスが多いような気がします。

今の時期は、これから冬に向かうシーズンで水温も少しずつ下がる時期です。私が浜で釣ってくる鯵も9月のころに比べればサイズも大きいものが多くなって時には尺越えの大物も混じるようになります。特に35cmを超えるような鯵は身の色も白っぽく脂が乗って梅雨時期の鰺より旨い気がします。

スポンサーリンク

刺身は塩締めで「よりおいしく」

以前にも書きましたが鯵は刺身にする前、3枚におろした状態で軽く塩締めした方が生臭さもとれて(もともと新鮮な鰺だから生臭いことはないのですが)更においしくなります。身に塩味が残るほどの強さの塩締めではありません。

3枚におろした鯵に軽く塩を振ってしばらく置き薄く水分が染み出たころにペーパータオルで拭き取るだけの簡単な作業ですが、コレをするのとしないのでは格段にうまさが違いますのでお勧めしたいひと手間です。

刺身に適したサイズの鯵が釣れなくて比較的小ぶりな鰺を刺身にしても、大きくて尺前後のサイズの鯵を刺身にしても「鯵の身」自体のおいしさがより味わえるような気がしています。

昨夜の浜は波が大きかったので・・11月15日

浜は鯵釣りに行くには少し波が大きく昨夜(11月14日)は釣行を諦めました。今夜は野暮用があって釣りに行けないので朝マヅメに波止の釣りに行ってみようと昨日から決めていました。

※気象庁HPから引用

あらかじめ砂利運搬船の接岸情報に明るい知り合いに聞いたところ、船の接岸はあるけれど「沖に近い僅かな部分で釣りは出来るだろう」と言う話です。釣り座の数が限られるならその分早く行くしかないですよね。

※気象庁HPから引用

急に冷え込んだ状況で人出も少ない様子だから午前4時ならギリギリ間に合うだろうか?本当は長い波止場の真ん中あたりで釣りたいけど船が接岸していれば仕方がない。実際のところ、船は2隻入港して沖に近い10数メートルを除いてはほぼ立ち入り禁止になりました。

おまけに沖側には浚渫船

釣り始めた時には気が付きませんでしたが2隻の砂利運搬船が接岸してわずかに残った沖側の端っこで集まって釣っていたつもりでしたが、沖側を見ると大きな浚渫船が停泊していました。

 

つまり3隻の大型船に挟まれた状態で釣っていたわけで、魚が船の下を通るのを嫌えば回遊は見込めなくなり、今朝の釣りは成り立ちません。結果から言えば、完全に船の接岸を嫌ったというわけでもなく少しの群れは回遊して来たようですが、は浚渫船の部分が気になったのか大きな群れは回遊してこなかった模様です。

 

普段のこの波止場の様子から言えば釣り人の数は何分の一か?だったでしょう。しかも寄り集まって釣っていましたから、魚が其処に集中してもいい筈なんですが、やはり回遊の絶対数が少なかったんじゃないのかな。

カマスは見かけませんでしたし、太刀魚も数えるほど

期待していたカマスは見かけませんでしたし、太刀魚は通い詰めている釣り人で2尾程度だったようです。私は釣り場が狭かったので太刀魚はやらず、カマス狙いと鯵狙いの2本竿を出しましたがカマスは不発で鰺は豆鯵が殆ど。まぐれアタリのようなデカ鯵が1尾とマアマアなサイズの鯵が1尾でした。

 

反省点があるとすれば「釣れているところで、釣れているうちに釣れ」でしょうか?これは以前にも書いたことでしたね。でも、これが釣りの鉄則のような気がします。


では、また。

 

#鯵釣り#波止釣り#サビキ釣り#砂利運搬船#浚渫船#船の接岸