おかず釣り師が行く!「二日ぶり 鰺は大きく なったかな?」

先週の金曜(12月10日)には、時間が遅くなるにつれ鯵のサイズが小さくなって釣果も小振りな鯵が3分の1近くを占めていました。(小さな鯵はそのほとんどを友人にあげました)今回はそれから3日目の月曜(12月13日)の釣行です。

この2日の間に北風が入り込んで(南風の後ほどではないと思いますが)水温も下がったことでしょう?鯵の釣果の変化の方も気がかりです。昨夜も釣行してみようとは思いましたが、野暮用で見送りましたので、「今日こそは!」と午前中から気合が入っています。

 

昼休みに今夜の天気の調べを終えて友人を誘います。天候は申し分ありませんし、波は若干あるものの風は北風(浜は、北風にも割と竿を出せるんですね)。気になるのは潮時ぐらいでこの時期としては穏やかな方でしょう。穏やかな分、冷え込むことになるでしょうが「すべて良好」という日にはなかなか出会えないし、天気がいいからと言って釣れるとは限らない。

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日没に合わせて

日没の時刻に合わせて家を出ます。なえるべく日が沈まないうちに釣り座について準備を始めた方が楽だからです。ま、釣れ始めるのは日が暮れて暫くしてからですので慌てる必要はありません。釣り座に着いたのが5時過ぎでしょうか?風景画像の撮影時刻がだいたい5時15分ごろですからそのころには釣り座の設営も終わっていたと思います。

 

設営が済んで、持たせてもらった熱いお茶をすすります。何も変わらないただのお茶ですが、浜辺で波の音を聞きながらの一口は格別な感じがします。お茶の後は水汲みです。私はこの水汲みが下手で一度に満杯の水がなかなか汲めません。特に浜の場合には渚に近づきすぎて長靴に海水が入ったりすることがあるくらいに下手ですので、水くみは嫌いです。

 

何とか無事に水汲みも終わって、次は撒き餌の準備です。撒き餌には冷凍のアミエビを3kg持ってきています。冬場に入ってアミエビも解けるのが遅くなって今回は昼休みから水道水に袋ごと漬けて解凍していましたが、まだまだシャーベットのような状態で中心の方はまだ固い。撒き餌カゴに撒き餌を入れるのに使うケーキにクリームを塗るのに使うナイフのような道具で突き刺して細かく砕いておきます。

 

アミエビが解けて汁が多くなったら飛び散って周りに迷惑ですし、浜で周りの心配がなくても自分に降りかかって防寒着がアミエビまみれになってしまいますから、汁が出てきたら集魚剤(私の場合はぐれパワーの特価品)を混ぜて汁が飛び散らないように工夫しています。

タナはいつものタナ

タナはいつものタナです。ウキ止めから上かごとテンビンと錘を一つにしたもの(テンビンカゴ)までが約1ヒロ強です。サビキもいつもの吹き流し。自作の4本針のサビキです。吹き流しで釣りますので幹糸に癖が残らないように成るべく引っ張って伸ばしておきます。

 

今回は時間が早いので(1投目が6時前だったと思います。)しばらくはアタリがないのは覚悟の上ですが、ポイントを作るために投げ込みをしておきます。だいたい30分ぐらいで1尾目(36cmの大物でした)が釣れました。あらかじめ「明るいうちにはツバス(ブリの幼魚)が居るから楽しみだ」と聞いていましたので、(暗くなってからでしたが)あまりに良く引いてドラグも出る勢いだったのでてっきりツバスだと思っていたんですが、良いサイズの鯵でした。

 

続いても尺サイズの鯵が釣れて「良いぞいいぞ!」と思っていたらだんだんとアベレージサイズになって来ました。それでも結果的には豆鯵が少なくなって小さくても22~23cm程度の鯵が釣れるようになりましたので、浜の鰺釣りもこれからが本番というところでしょうか?ただし、豆鯵サイズが全くゼロというわけではありませんので念のために書いておきます。

ほとんど休みなしに釣れて

今日はほとんど休みなしに釣れました。入れ喰いとというような勢いのある釣りではありませんでしたが、ほぼ1投1尾のペースです。私は喰ってからの寄せや取り込み、魚の活〆、エサ入れから遠投の一連の動作のスピードが遅く特に今夜は楽しみながら釣りましたのであとから来た名人にすぐに追い越されて結果的には5尾ほど差を付けられていました。

 

横から見れば優雅に釣っているように見えるらしい私の釣りですが(笑)今日は楽しめました。のんびり釣っていても鯵が居なくなることがなくてずっと釣れ続きましたから嬉しいですよね。割とゆったりとした釣りでしたので、8時を過ぎたころには名人も私も十分な感じになりましたのでどちらからともなく声かけ合って納竿としました。

 

浜の鰺は例年ならこれから3月頃までこのサイズが釣れるんですが今年はどうなんでしょう?期待はしてるんですが・・・。

 

では、また。

おかず釣り師が行く!「アミエビが 高くてパン粉で ごまかして」