おかず釣り師が行く!「人知れず 何処にも寄らず 行き帰り」鯵 隠密釣行
私は私なりに気を付けて釣り場に出かけています。行きはコンビニにも寄らず、まっすぐに釣り場まで車で移動します。帰りも「寄ってきな!」と囁く看板に背を向けて家に直行です。
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私は私なりに気を付けて釣り場に出かけています。行きはコンビニにも寄らず、まっすぐに釣り場まで車で移動します。帰りも「寄ってきな!」と囁く看板に背を向けて家に直行です。
4月4日から毎日連続釣行しています。「70代の名人から技を習おう」と力を入れているわけですが、何十年も積み重ねた(彼は物心ついた頃から鯵釣りをしているといいます。)その真偽はともかく彼の勘や技術は群を抜いたものがありますので、少しでも自分のものにすれば私の釣り人生も少しは実のあるものになるのではないか?
ツイッターを見ていると、羨ましいような釣果を上げている太公望たちの投稿が見受けられます。それに引き換え私の釣果の少なさは本当に恥ずかしい限りです。東西南北、条件の差はあるとしても良い釣果を上げている豪傑たちには人知れず努力の裏付けがある筈。私に足りないのはそれしかないと老体に鞭打つ日々です。
日高港湾にも良い釣果のうわさは無く、煙樹ヶ浜にはルアーマンが溢れていますが、鯵釣りのいい話は聞こえてきません。未経験なほかの釣りに手を出す余裕もなく行き場所に困って釣れなくなった浜ノ瀬や煙樹ヶ浜に名残を求めて徘徊しています。釣れなくなったとはいえこれらの釣り場は、小さな鯵が遊んでくれます。サイズで言えば夏の終わりごろの波止釣りのサイズでしょうか?
世の中はコロナ渦で右往左往のこの時節ですが、釣り場においては「密接」さえ気を付ければ「密閉」や「密集」は問題ではありません。また「密接」といってもオヤジ同士ですから、離れて大声で話せばいいだけでクシャミや咳のしぶきを浴びるほどに近づくこともごく稀ですよね。
前日ボーズだった名人が私に負けたのが悔しくてその晩は眠れなかったということで「今夜も行くぞ!」と昼ご飯時に電話がありました。普段から色々とアドバイスをいただいている手前、ムゲに断ることもできず(本当は喜んで)「お供します」と答えました。嫁さんに「誘われたから良く」というと「誘われなくても行くんでしょ?」と軽くたしなめられました。
「今シーズンの鯵釣りはもうおしまいだろう?」と言いながらも他に行くところが見当たらないので残り物をほじくるようにこれまでに実績のあった「煙樹ヶ浜」や「浜ノ瀬」にしつこく通い続けていますが、到底これまでのように釣れるはずもなく、時によっては餌やり同然の釣行となることも多くなってきました。
端境期なんでしょうね?私の腕が落ちたのかな?(腕といっても大したものは持ち合わせていませんが)ベテランたちは渋いといってもそれなりに羨ましい釣果を持ち帰っています。それに比べて私は(金額比較なんてナンセンスですが)「エサ代と比較すればスーパーで買った方がまし」という程度の釣果しか残せていません。新鮮さなどを加味すれば「それはお値打ち!」と嫁さんは慰めてくれますが、釣り師??としては立つ瀬がありませんよね。
世の中は、流行り病で右往左往しているのに「呑気に釣り談義」なんて。いやいや私も恐縮しています。ただ、釣り場はあまり寄り付く人のいない波止場ですし、釣り師が集まってもマナーのある人たちばかりですので、濃厚接触の心配はありません。事情で釣りに行けない釣り師たちに釣り談義をお届けすることで少しでも免罪符がいただければと願うばかりです。
カゴ釣りでもサビキに餌を刺しただけでも大差はありませんでした。「ならば市販のサビキの改造を」と飛躍してサビキの幹糸やハリスの太さや長さに拘ってみました。