
10月30日に寝坊して釣り場に駆けつけてから3日。今朝は11月2日である。
この間の釣果を振り返ってみると、10月31日はどうもイマイチだったらしい。ところが翌11月1日の日曜日は、タチウオもカマスも爆釣だったという話。なかなか景気のいい話ではないか。
ただし、知り合いの話ではアジも釣れたものの、型が小さかったとのこと。
最近のこの釣り場では、タチウオとアジの釣れる時間帯が少し重なることがある。つまり、どちらを優先するかという悩ましい選択を迫られるわけだ。
一方、アジとカマスについては比較的時間帯が分かれているように感じる。アジの食いが止まる頃になると、今度はカマスが釣れ始める。こちらは時間をうまく使えば、それぞれに集中して狙うことができる。
さて、タチウオについては少々気になることがある。
去年は秋の初めによく釣れたものの、しばらくすると急に釣れなくなってしまった。その後も熱心に狙っている人はいたが、夢中になれるほどの釣果が続いたという印象はない。
今年は去年より少しマシな気もするが、私のようにアジ釣りとルアーでのタチウオ釣りを両立させながら、タチウオまで爆釣という甘い話にはなりそうもない。
まあ、釣りはそんなに都合よくはいかないものだ。
釣り場の沖向きに大型貨物船が!
そんなことを考えながら迎えた11月2日の朝。
実は、11月1日にタチウオとカマスがよく釣れたという話を聞いた後、釣り場の様子について気になる情報があった。
私たちがいつも竿を出している岸壁。その沖向きに延長した部分に、一万トンクラスと思われる大型貨物船が接岸していたのである。
この場所には、ときどき大型貨物船がやって来る。2〜3日程度のこともあれば、長いときには1週間ほど接岸したままになることもある。積荷を下ろすための停泊なのだろう。
そして、この船が接岸すると、もう一つ気になることがある。
夜になると船体の照明が点灯するのだ。
これがなかなか派手である。大げさに言えば、まるで豪華客船のよう……いや、さすがにそれは言い過ぎかもしれない。
しかし、暗い海に浮かぶ一万トンクラスの船体が明るく照らされる様子は、なかなかの迫力だ。

釣り人の立場からすると、これはちょっと困った存在でもある。
釣り場から少し離れたところに、巨大な集魚灯が設置されたようなものだからだ。魚の動きが変わっても不思議ではない。
しかも今回は、事前にネットで大型船の接岸情報を知っていた。
今回の作戦はアジ狙い!
そこで考えた。
これだけ強烈な明かりがあれば、タチウオは船の照明に引き寄せられて、いつもの釣り場から離れてしまうかもしれない。
さらに、巨大な船体が海中の魚の回遊にも影響して、カマスも岸壁周辺に寄り付きにくくなる可能性がある。
もちろん、実際にどうなるかは魚に聞いてみなければ分からない。ただ、これまでの経験と状況から考えると、今回はタチウオやカマスにこだわるより、アジを狙う方がよさそうだ。
ということで、この日の作戦はアジ釣り中心に決定!
さて、結果はどうだったか。

これが意外にも、作戦はまずまず功を奏したようである。
爆釣とまではいかなかったものの、アジのアタリはほとんど途切れることなく続いた。知り合いから聞いていた「型が小さい」という話も気になっていたが、とりあえずアジの顔を見られるだけでもありがたい。
やはり、釣り場の状況を見ながら狙いを絞るのは大切だ。
もちろん、こちらの読みが正しかったのかどうかは分からない。単にアジの機嫌がよかっただけかもしれないが、釣れればそれでよし!
タチウオとカマスは次回に持ち越し
やがて空が明るくなり始めると、アジの食いがピタリと止まった。
そこで、せっかくなのでタチウオ狙いのルアーを投げてみることにした。
しかし、こちらはまったく反応なし。
何度か投げてみたものの、結局ボーズ。まあ、予想していたとはいえ、やっぱり残念である。
ほどなくして納竿とした。
ところが、これで素直に帰らないのが私の悪いところ。
帰り道、別の釣り場に立ち寄って、今度はカマスサビキを試してみることにした。
前日は爆釣だったというカマス。ひょっとしたら、まだ釣れるかもしれない。
そんな淡い期待を抱いて仕掛けを投入したのだが……。
こちらも相手にしてもらえず、あっさり撃沈。
どうやら本日の釣運は、アジを釣ったところで使い果たしてしまったようだ。
「本日の釣運、ここまで!」
そう自分に言い聞かせて、今度こそ家路についた。

振り返れば、アジはそれなりに楽しめたので悪くない釣行だったと思う。
ただ、タチウオもカマスも、まだまだ思うようには釣れない。アジ釣りだけで満足せず、この二魚種についても、もう少し腕を磨きたいところである。
次回こそは、アジもタチウオもカマスも……と欲張りなことを考えている。
さて、そんな都合のいい釣行は実現するだろうか。

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