釣り納めは「爆風やら向かい風やら」釣りにならなくて不完全燃焼に終わっていましたが、一転釣り初めは穏やかな海況に恵まれました。今、おかず釣りシーンでホットな釣りものは鯵とカマスでしょうか?
これ以外には時期的にハマチやヒラメなどの活カマスを餌にした「泳がせ釣り」。特に今、という事ではなく冬の釣りものとしてはアオリイカでしょうか?どちらもルアーで狙う以外には生きた餌を泳がせる「泳がせ釣り」のターゲットになっています。
おかず釣り師を自認する私には、「泳がせ釣り」はテクニカル度が高くてジャンル外になるでしょうか?カマス釣り(カマス掛け)はまさにおかず釣りの範疇ですが、私はスキルが高くなくて釣果に安定性が欠けます。という事から「私の釣り初めは鯵釣り」に決まりでしょうね。
釣れる条件なら釣れる
釣り場に並んだ釣り師が釣れている日なら私も釣れる。「みんな釣れているのに、私だけ釣れない」という事が鯵釣りの場合は先ずあり得ない。周りが釣れてるならおそらく私もボーズではないでしょう?
それくらいに皆のスキルについていけているのは私の場合は鯵釣りでしょうね。人並みに釣行回数も多いですしね。通い慣れた釣り場なら「条件がそろってればまず釣れる」散々だった釣り納めのリベンジも兼ねた釣り初めはやはり「鯵釣り」が妥当です。
「釣り収めが散々だったから釣り初めは楽しい釣りにしたい」そう願いながらチャンスをうかがっていたところ幸運にも正月早々(1月2日)にそのチャンスが巡ってきました。いつも参考にしている天候や波や潮汐のサイトが良い兆候を示してくれました。
前日からアミエビを解凍して
海況の予想は前もってある程度まで判断が付きますので、撒き餌は慌てることなく前日から解凍にかかれます。例によって近所のイタズラ猫にやられないよう厳重に囲って解凍しておきます。
近頃は、大きなサイズのアミエビを買ってカットするより手間がかからず、それでいてリーズナブルな価格で買える餌屋でカットしたものを買っています。その餌が2021年に使い切るはずだった分が1個残っていてそれを解凍しておきます。2022年の正月に使う分は一応温存?冷存?という事になります。
アミエビは(私の思い過ごしかもしれませんが・・)前もって解凍しておいて(冬場なら比較的長時間かかります)撒き餌かごに入れる段階でシャーベット状なくらいが一番よく釣れる気がします。
このシャーベット状な状態のときにヘッドライトを消して暗闇でアミエビの塊を見れば「ほのかに発光している様子」が確認できます。「アミエビは夜光虫を捕食しているんだとか?」で鰺にはこの微発光が好きなのかもしれません。
このほか解凍後1~2日経過したアミエビも適度なアミエビ臭が漂って良く釣れる気がしますが、このにおいを私はあまり好まないのでこの方法はお勧めできません。あくまで冷凍庫に保管を忘れたり、前日の残りがあったりとか、いわば緊急事態の収拾の為だけにある手段だと私は思っています。
果たして初釣りは?
おかげさまで初釣りは何とか満足できる結果に終わりました。仕掛けも自分なりに考えて作った撒き餌カゴと錘とテンビンの合わさったモノや自作のサビキ。仕掛けの大半を自作の道具で占めていますので周りよりよく釣れれば満足感もそれなりにアップします。
この日私は名人より若干多く釣りました。ので、翌日早速「今夜もも行くど!」と電話がありました。昨日は私が帰った後も彼は粘って釣っていました。その結果もイマイチだったようで「今夜はリベンジ」という風でしょうか?
私は、今夜行けたら「楽しみながら釣ることに主眼を置きたい」と思っています。もちろん名人が隣に来て横でガンガン釣られたら、彼のペースに引き込まれるかもしれませんが・・、なるべくマイペースで釣りたいなあ。